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冷蔵庫復旧 その2

2009.07.04 (土)


(前回その1の続き)

修理のおじさんが部品を手に戻ってきた。KFC のカーネル・サンダースを一回り小さくしたような、おじさんというよりおじいさん。

「ご主人には説明しましたが、フリーザーの奥にあるサーモスタットが壊れてます。部品は車にありました。いま見積もりを差し上げますから。」と言って、パソコンをたたいた。

226ドルです。部品も修理費も診断の75ドルも、全部込みで。」

まあ予算内か。1年365日として、226ドルなら1日1ドル以下。1500ドルで新品を買っても、税金に配送と引き取りを入れたら、もっと高くなる。まだ7年目なんだから、直そう。

「じゃあ、修理をお願いします。フリーザーの中身を全部出さないとだめでしょうね。」

フリーザーの奥は、おそらくサーモスタットが壊れてから付きはじめたと思われるがびっしり張り付いていた。

おじさんは奥のパネルをはずし、直径1インチくらいのサーモスタットを引っ張り出して、電線をプチプチ切った。そして、新しい部品をつなぎ、パネルを戻して、4つのねじをパワードライバーできゅんきゅんと回して、修理完了。

所要時間3分。

これだけ?

「サーモスタットがパネルの向こう側にあったということは、私がフリーザーにたくさん入れ過ぎて傷つけたんじゃないですね。」

「そういうことはないです。この部品は金属疲労で、パカッと割れるんですよ。今日取り付けたのは別のモデルですから、こういうことは起きません。なぜか GE も Whirlpool もまだ古いタイプの部品を使ってますけどね。」

壊れるとわかっている部品をなぜやめないのか。

「どのタイプが納入されるか、部品業者によっても違うみたいですよ。」

そんな適当なやり方をされては困る。うちのは7年目でだめになったけど、ふつうはどれくらい持つのだろう。

「10年以上持つのもあるし、2年でだめになったのもあります。こればかりはですね。」

今回の部品は金属疲労を起こさないというけど、まったく違うところが壊れるんじゃないかと不安になる。でも、これで再び冷蔵庫が使えることになった。

*     *     *

226ドルとは別に、保証サービスをお求めになりませんかと聞かれた。1年で85ドル。意味無し。

「今日の修理は1年間保証されるんでしょう。」

「いいえ、90日間です。」 やっぱり意味無し。3ヶ月持てば、1年間持つんじゃなかろうか。そのあと壊れたら、今度こそ買い換えよう。

断って、小切手を切ろうとする私に、おじさんは

「クレジットカードでもいいですよ。」

私もそのほうがいい。最近はアメリカでもPC持参の修理人が増えて、サテライトでネットにつなぐ。

でも、うちの周りはなので、家の中ではだめだった。おじさんは車に戻ってやってみると言う。なんとかつながったらしい。印刷したレシートを持ってきてくれた。

修理代191ドル、部品代18ドル、これに税金が加わって合計226ドル。

電気に詳しい人なら自分で部品交換できるんだろうなあ。夫の父なら自分でやりそうだ。夫も私もまるでダメなので、できる人にお金を払ってやってもらうしかない。

「冷蔵庫のコンセントを抜いて、24時間そのままにしてください。ドアは開けてもあけなくてもあまり変わりません。まだ中には何も入れないで。24時間後にコンセントを入れて、2時間待ってから食べ物を入れてください。温度設定は真ん中にしてください。一番冷たくしてもしょうがないですよ。」

せっかく空っぽにした冷蔵庫なので、隅々まできれいに掃除をすることにした。

そしてフリーザーも24時間使えないので、冷凍してあったものをどんどん加熱していかねばならない。キッチンのカウンターの上は、さながらビュッフェである。

「どんどん食べなさいよ。ノルマがあるからね。食べて、食べて。」

ふだんは大食いの次男もさすがに食傷気味。それでも鶏肉の竜田揚げは、山ほどあったのがみるみる消えていった。やれやれ、チキンを無駄にせずに済んだ。

*     *     *

翌朝、冷蔵庫の前にペーパータオルが3枚敷いてあった。昨日のうちに夫がやったのだろう。

見ると、溶け出した氷か霜が漏れたらしく、床がぬれている。子どもたちを動員して、冷蔵庫を何回か移動し、床にたまった水をふき取った。これはおじさんは教えてくれなかったなあ。常識なのかもしれない。

12時。めでたくコンセントを入れると、頼もしいウイィーンという音が聞こえた。空っぽのせいか、あっという間に冷たくなった。

これから子どもたちを荷物係にして、スーパーへ買出しである。


<今日の英語>

You need a good eye.
ものを見極めるいい目が必要です。

NYタイムズの不動産コラムより。中古のコッテージを見つけて改造したカップルの一言。見かけは悪くても、しっかりした造りで私たちにピッタリ。こういう掘り出し物を見つけるには、目が高くないとだめね。have good eyes (複数形)は視力がいいの意。



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 |  生活  |  コメント(2)

Comment

komatta3さん
冷蔵庫復旧してよかったですね。
医療費の件、また少し前のボイラーの修理の件なども読ませていただいて、日本の生活で自分が消費者としてとっても甘やかされているという事実を改めて認識し、ある種の危機感すら感じてしまいました。
yeastcake |  2009.07.04(土) 10:08 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

> yeastcakeさん
おかげさまで直りました。ラッキーだったと思います。
こういうことが度重なると、日本の製品とサービスが懐かしいです。帰国するたびに感激してしまって、母や姉に「何がそんなにすごいの。」と不思議がられます。
komatta3 |  2009.07.05(日) 11:26 | URL |  【編集】

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