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伯父の死

2009.06.13 (土)


朝早く、横浜の姉から電話があった。

「橋向のおじさんがね、3日前に急に具合が悪くなって入院してたんだけど、さっき亡くなったんだって。」

母の姉、あさこおばさんの夫である。突然のことで言葉が出ない。

アメリカに来てから、こういう電話を受けたのは何度目かなとぼんやり考えた。

父、祖母、あけみちゃんとこの叔母さん(父の妹)、祖父の姉、長い付き合いの会計士さん。それほど親しくない人については、日本に帰ったときに初めて知ることも多い。

もちろん、子どもが生まれただの結婚しただの大学に受かっただの、吉報もあるが、なぜかそういうのはあまり記憶に残っていない。

死亡通知でなくても、入院していたり、老人ホームに入っていたりして、えっ、そうだったの?と驚くことがよくあった。母は海外に住む私に連絡してもしかたないと思っているのかもしれない。

実際、私にできることは何もない。渡米してから葬式のために帰国したことは一度もない。誰も私が帰ってくるとは思っていない。

「それで、電報を送ってほしいのよ。住所なんかは後でメールするから。」

「わかった。私もどこから送れるか、調べとくわ。おじさん、いくつだったの?」

「82か3じゃない? もうどこの家でも昔みたいに自宅で葬儀なんかできないから、町民会館だったところが葬儀場になってて、そこで全部やってくれるんだって。おばさんもうちも何もしなくてもいいのよ。

*     *     *

3年前に会ったときは肝炎も小康状態で元気そうだった。輸血の際に感染したと聞いて、アメリカなら訴訟もんだわと私は思ったが、はっきりした証拠がなかったのか、弁護士をたてて争うのがいやだったのか、おじさんもおばさんも病院を訴えなかった。

ずっと通院していたけれど、ずいぶんよくなって、おばさんと2人で出かけたり、運転できない母をあちこち連れて行ってくれたりしたと聞く。声を荒げたことのない、いつもにこにこと穏やかな人だった。

とても律儀で、私と子どもたちが帰る前にわざわざ顔を見に来てくれた。それが最後になった。

komattaちゃんもぼくたち(うちの息子たち)も元気でおやりんよ。ぼくたちはいい顔しとるなあ!またおいでんよ。今度はいつアメリカから来るだかね。」

おじさん、あと1ヶ月で帰るとこだったのよ。


<今日の英語>

It takes the wind out of you if you’re not independent.
自立していないと、決意がにぶるものです。


ブルックリンのアーティストが経済的に親に頼っている現状を嘆いて。アーティストとしてやっていこうという自信がなくなりますよ。take the wind out of one's sails は、風をいっぱいに受けている帆船の帆から風をどかしてしまうと船は動かないことから、勢いがなくなってやる気をくじくの意。



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