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全米ジュニア優等生協会へのノミネート

2009.05.21 (木)


次男が National Junior Honor Society (NJHS) にノミネートされたという手紙が現地校から届いた。

NJHS は1929年設立の全国組織で、National Honor Society (NHS. 1921年設立。ウィキペディアの「アメリカにおける入学試験」という項目では、全米優等生協会と訳されている)の中学生版。成績優秀者の中から、課外活動その他の基準を元に選抜された生徒たちの団体である。公式サイトはこちら

学校区によって判断基準が違うらしいが、手紙には6年生と7年生の全科目平均点が92点以上の生徒が対象だと書いてある。長男は勉強が得意ではないので、こんな通知はもらわなかった。うちでは初めてのことだ。

両面コピーの願書1枚と、推薦状用紙3枚が同封されている。

推薦状は現地校の先生に書いてもらうようにとのこと。推薦状といっても、リーダーシップや協調性、勤勉性などの項目で5段階に丸を付けるだけ。一番下にコメントを記入する小さい欄がある。

願書には、過去2年間の課外活動や学校内外でのボランティア、自分がリーダーとして活躍した活動などを記すようになっている。

提出期限は1週間後。推薦状は次男が自分でどの先生に頼むか決めて、自分で依頼しなくてはならない。どの先生ならいい評価をくれるか、それは次男に考えさせよう。

問題は、願書のほうだ。

次男はボーイスカウトも生徒会もやってない。ジャズバンドやラクロスなどのチームにも入っていない(だいたいうちのミドルスクールには、日本のような部活動がない)。教会にも属していない。書くことがぜんぜんないではないか。

次男の一番の仲良しジョーもノミネートされたが、彼も書くことがないと言っているそうだ。めんどくさいからやめようとしたらしいが、「ママがやれって言うから、ぼくやるよ。次男くんも出そうよ。」

そもそも、12歳の子どもがリーダーシップを発揮する場というのは、いったいどこにあるのだろうか。

やっと思いついた課外活動が、バンドの一員として年2回のコンサートに出たことと、補習校の図書室でたまに手伝ったこと。ほとんど白紙だが、しかたない。やってもいないことを書いてまで、メンバーにしてもらおうとは思わない。だめもとで出すことにした。

NJHS の規定により、教職員からなる審査委員会で過半数の票を得たら合格らしい。学校としても、一人でも多くの生徒を合格させたいはずだ。そういうことも学校の評価につながるから。

*     *     *

もしメンバーになったら、毎月、学校内でのボランティア活動やその他のイベントに参加しなくてはならないらしい。メンバーになるということは、名誉であると同時に責任でもあると手紙に書いてある。メンバーになる前も後も、勉強だけしていてはだめなのだ。NHSサービスすなわち奉仕をする団体なのだから。

なるほど、そうやってボランティアの機会を作ってくれるのか。

このまま好成績を維持すれば、ハイスクールになって今度はジュニアでなく、NHS にノミネートされたとき、ボランティアや課外活動の欄にたくさん書ける。

次男のように、勉強はまあまあだが課外活動に無関心な子に今からチャンスをくれるのだ。それが大学進学の下準備にもなっているように思う。

こうやって、将来へのレールが敷かれるわけだ。

長男にはそういうチャンスはなかった。レールには乗れなかった。もちろん、彼なりにクラブ活動やら資金集めのボランティアをやっているからいいけれど。NHS のメンバーだったら、もっと課外活動についてアピールできるだろう。でも、長男に平均点92点を要求するのは無理だ。

夫の通ったミドルスクールは NJHS に参加していなかったという。40年前は、今ほど大学入試の競争が激しくなかったからだろうか。ハイスクールに進学して生徒会長になった夫は、成績も優秀だったらしい。当然のように NHS のメンバーだった。そうでなくては、当時でもアイビーリーグには入れなかっただろう。

30年前の日本の大学しか知らない私が、子どもたちに言う。

「日本の大学なんてね、成績さえよければ入れるのよ。少なくとも、お母さんのときはそうだった。高校の成績と、受験日のたった1回のテストで決まったの。

それに比べて、アメリカはボランティアやって、クラブ活動やって、スポーツやって、楽器やって、賞を取って、自分をこれでもかって売り込まなくちゃいけないみたいねえ。

しかも、成績は全部数字に換算されて、いつもGPA (Grade Point Average 平均成績値)が出てるじゃない? そういう活動が期待されていて、なおかつ成績優秀なのが大前提なんだから、こりゃあ大変だわ。」

まだ大学が遠い将来の話だと思っているのか、「へー。」くらいしか反応がない。

いい大学に行くだけが人生じゃないけど、兄弟揃ってそんなにおっとりしていて、この競争社会でやっていけるのか、心配になる。


<今日の英語>

Here is the scoop.
耳寄りな情報があるぞ。


テイクアウトでチキンを買ってきた夫の一言。新製品があったらしい。子どもたちに、「よく聞け。どっちがおいしいか比べてみよう。」などと言っている。そんなのがスクープ(特ダネ)? まあ単なる言い回しですね。What's the scoop? (どうしたの?/何があったの?)という表現もよく聞きます。



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 |  子ども  |  コメント(2)

Comment

うちの娘も。

娘のミドルスクールでは、オナー ソサイエティー会がありました。ボランティアも、自分で見つけて、図書館やヒューメインソサイエティーとかに 夏休み中、行ってました。推薦書とか 云々は、学校でやってくれたので、楽でした。加盟する時は、イントロダクション セレモニーもあったし、学校の終わりには、アワード セレモニーもありました。娘は、SATのテストを 12歳の時に受けましたよ。それも、NJHS会の生徒達は、ほとんどの子が挑戦してたかな。それで、高校では、普通のクラスとアドバンスクラスに分かれてて、NJHSの子供達は、アドバンスクラスに入ります。そうそう、NJHSに加盟すると、色んなところから、例えば who
's whoとか メールが来ますが、無料の登録だけをして、有料のものはしなくて大丈夫ですよ。

大学へのスカラシップ、つまりフリーライドの切符は、アカデミックとスポーツの両方、優秀な子が獲得するみたいですよ。この頃は、スポーツだけできても、勉強もそれなりにできてないと、大学側は 興味を示さないと、大学のリクルートセミナーで言ってました。 うちは、子供達を二人共、簡単に大学にいかせるだけのお金もないので、スカラシップを狙ってます。だから、小さい頃から、スポーツをやらせてきました。息子は、競泳とサッカー、娘は 競泳、クロスカントリー、陸上。もちろん、勉強のほうも、GPA4.0で頑張って貰ってますよ。うちのモットーは、欲しいなら自分で稼げ、ですから、笑。大学に行きたいなら、その資金は、自分で稼げ。そして、9年生の娘の元に、ある私立大学から、連絡がありましたよ。卒業後、どうですか?って。

大学のスカラシップ獲得の道のりは、高校に入学した時に すでに 始まってるようですよ。 周囲を見ると、みんな、ちゃんと 計画を立てて、勉強に励んだり、スポーツに励んだりしているもの。 そういうアメリカの面って、あんまり 表向きには出ないみたいですけどね。
まみぃ |  2009.05.21(木) 13:13 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

> まみぃさん
優秀なお子さんをお持ちなんですね。在米日本人のご家庭は教育熱心で、giftedにはいったり、飛び級をしたりするお子さんが多いと伺っています。

アメリカ人でも、マンハッタンやその周辺では幼稚園から競争が始まっているようです。うちみたいにぼんやりしてるのは少数派でしょう。

GPA4.5、もちろんアドバンスクラス、学校新聞の編集長、ディベートクラブのキャプテン、サイエンスのコンテストで入賞、陸上の州大会で入賞、イーグルスカウト、夏休み返上で途上国のボランティアをした知り合いがいますが、なにより性格が本当によくて、そこに一番ほれぼれしました。アメリカには、ほんとにこんな子がいるんだなあとため息でした。本人ご両親とも特に吹聴せず、謙虚だったのも印象的でした。
komatta3 |  2009.05.21(木) 21:25 | URL |  【編集】

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