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アメリカの性教育

2009.05.18 (月)


7年生(日本で言うと中1)の次男の通うミドルスクールから一通の手紙が来た。性教育についてのお知らせである。

同じような手紙が2年前にもあった。そちらは、もう少し年齢の低い子供向けで、初潮や声変わりなど、主に思春期の体の変化についてだった。

長男のときには初めてだったので、平日の夜行われた保護者向け説明会に行ってみた。

30人くらいの保護者を前に、保健体育の先生が子どもたちが実際に見るというビデオを流した。男女別のクラスで、子どもたちにはこの資料を配って、こういうふうに説明します。講習のあとは、男の子にはデオドラント、女の子には生理用ナプキンのサンプルが配布されます。

公立の学校で、メーカーが宣伝していいのか?と思ったが、子どもには「モノ」をあげたほうが興味を引きやすいし、先生も話をしやすいだろう、タダならもらいましょう。節操のない私である。

ビデオは、自分の容姿に悩む女の子やグループ内でからかう男の子たちなどを写した、いかにも教育ビデオといった代物で、ここ10年同じものを使ってるんじゃないかと思うくらい古臭い。ドラマ仕立てではないので、子役のセリフもない、すべて大人のナレーション。

グラフィックスは生物の教科書のようだった。最新のコンピュータ映像になれた子どもたちには退屈だろう。全体的に、肉体の変化そのものよりも、それに戸惑う精神面をどう対処するかに重点が置かれている気がした。

例年、子どもたちの反応は同じで、くすくす、ニヤニヤしたりする子もいるが、その授業のあとで廊下ですれ違うと、恥ずかしそうに先生を避けるそうだ。いまどきの子どもはませているようで、そんなところもあるのだと驚いた。ここが田舎だからかもしれない。

*     *     *

今回届いた手紙には、こう書いてあった。

「7年生の保健体育カリキュラムの一環として、性教育を行います。フィルム上映、ワークシートとディスカッションを中心に、思春期、妊娠、出産、エイズや性病予防について、学習します。

これらのトピックに関して、家庭の方針に基づき自宅にて取り上げたい、また、学校での授業に参加させたくないとお考えならば、添付の不参加要望書にご署名の上、学校まで返送ください。

不参加のお子さんは、ガイダンス・カウンセラーの部屋で他の勉強をします。

ご質問がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。」

この手紙は、性教育に反対しそうな、主にカソリック教徒や原理主義者に向けてのものだが、全員にわざわざ郵送で届く。子どもが持ち帰らなかった、あるいは親に見せなかったために、受けさせたくない授業に出てしまったじゃないか、というクレームを防ぐためだろう。

うちはリベラルなので、性教育おおいに結構。長男のときから必ず参加させている。この町では、不参加のほうが圧倒的に少ないと思う。

次男に、「これは勉強より大事な話だから、よく聞いてきなさいよ。」と言ったら、「先生がね、知識があれば、トラブルにならないって。」

うちは、それほどおおっぴらではないが、テレビでラブシーンが出てもそのまま見せるし、ニュースで高校生の妊娠や中絶が出れば、私や夫が意見を言う。赤ちゃんは産むのも育てるのも大変だよ。それに、ほしい人にはできなくて、ほしくない人にあっさりできたりするんだ。同性愛者が結婚してもいいじゃない、殺しあうよりずっといいと思わない?などと話す。

夫は、子どもの頃はメソジスト派の教会に毎週通っていた(通わされていた)が、大人になってから教会には行かない。

私は無宗教。神様がアダムとイブを作ったとは信じていないし、聖母マリアの処女受胎も単なるお話だと思っている。同性愛者は地獄に落ちるとか、避妊はいけないとかいうお説教を聞くと、まさか本気で信じてるんじゃないでしょうねと問い質したくなる。信仰は自由なので、何も言わないけれど。

*     *     *

アメリカは開放的なようでいて、いまだにピューリタン精神をひきずっていると思うことがよくある。とくに、裸体に対する羞恥心は大きいようだ。

何年か前に、近くのプールの会員になって、子どもたちを連れて毎週泳ぎに行った。ロッカーで着替えをするのだが、アメリカ人は裸を見せないのだ。幼児を除いて、誰もがわざわざトイレの個室で着替えていた。ロッカーの前で着替えていた人も、タオルで全身を隠しつつ、苦労してやっていた。

私はほんの一瞬のことだし、トイレのほうがよっぽど汚いと思って、その場でささっと着替えた。もちろん、下半身はタオルでカバーして、周りに気を使った。

これがヨーロッパなら違うんだろうなあといつも思った。日本だって、温泉があるし、女性しかいないロッカールームなら平気ではないか。実家近くのプールでは、カーテンで仕切った個室がいくつかあって、その中で着替えられるようになっていたけれど。

それなのに、アメリカ人のほうが日本人より日頃の露出度は高い。体型や年齢に関係なく、ビキニでビーチに横たわったり、キャミソールで買い物したりする。日本でも若い人はそうだろうが、アメリカではおばあさんでもそうなのだ。

そのへんの精神構造は私なんかには理解できない。

*     *     *

できれば私も次男が受ける保健体育を見学したいものだ。どんな風に教えるのか、非常に興味がある。そして、皆の反応を観察したい。長男の通うハイスクールからは、そういうお達しはまだない。

アメリカの10代妊娠率は先進国の中で一番高い。CDC(疾病対策予防センター)によると、女の子の3分の1が20歳になる前に妊娠するそうだ。1年で75万人。そのうち8割が意図しない妊娠で、やはり8割が未婚。

うちは兄弟そろって奥手なのか、ガールフレンドもいないし、女の子から電話もかかってこない。IMもしていないし、携帯電話だって、ハイスクールに通う長男がお迎えに来て、と電話するときしか使わない。次男は持っていない。

また、そういう子同士が仲良くなるのか、友達も揃ってそんな感じ。ゲームしたり、外で走り回ったりするだけ。

すでに女の子との交際に頭を悩ましている知り合いがいるので、大変ねえと言いつつ、ちょっとうらやましい。でも、子どもはなんでも親に話すとは限らない。うちだって、いつ女の子を連れてくるかわからない。

「女の子は大事にしなくちゃいけないよ。女の子の身体はデリケートだからね。子どもを生むのも育てるのも、本当に大変なことよ。自分が大人になる前に、子どもができたら大変よ。」

大変、大変と言われても子どもたちにはピンとこないだろうが、「なんか知らないけど、大変なんだ。」と、とりあえず洗脳しておこう。


<今日の英語>

I should've seen that coming.
そうなるだろうと気がつくべきだった。


このところ、トイレットペーパーのホルダーがゆるんでいたのに、強く引っ張ったのか、夫がホルダーを壁から外してしまった。金属がタイルの床を直撃する音がバスルームから響く。これが3個目のホルダーで、何度やっても、しっくいの壁から落ちてしまう。デザインが悪いのか、取り付け方が悪いのかわからない。でも、前から緩んでいたのはわかっていたでしょ。もうちょっと、気をつけてやってよ。



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 |  子ども  |  コメント(4)

Comment

性教育って何て話してよいか戸惑ってしまうけど人生にはとても大切な課題ですよね。
女の子と付き合うのは自然な事だと思いますが、妊娠は最低限家族を養っていける様になるまでは我が家では×です。
我が家にも7歳の男の子がいるので数年後には教えてあげなければいけないんでしょうね。こういう話って同姓のほうがしやすいような気がします。
頼むよ夫って感じですかね。(私もがんばりますが・・)
miyuki |  2009.05.19(火) 13:30 | URL |  【編集】

こんにちは

2度目のコメントです。「アメリカ人は裸を見せない」とありましたが、私は「見せる」のだと思いました。と言いますのは、日本は女性同士着替えるロッカールームでもこそこそ、もぞもぞ隠しながら着替えている人が圧倒的でしたが、アメリカはフィットネスクラブなどでの着替えやシャワーの後は全然隠さず開放的です(笑)。私は小学校の時、皆が隠しながら着替えるのに違和感がありました(決してアメリカで育った訳ではありません)。だって、家で着替えるのとはまるで違うんですもの。露出するのあくまで着替える目的で、見られてることを意識する必要もないのに。そんな日本で育った私は、こちらのフィットネスでは、隠しながら着替えたりはしませんが、全裸で歩いたりはせず、軽くタオルを巻いたりしてます。

アメリカは少しでも暖かくなると、若い女の子なんかはこぞって肌を露出して歩いてます。体型、年齢関係なかったりもしますが、あれはマドンナやブリトニー等のスターの影響が大きいと思いますが。
マリナ |  2009.05.19(火) 16:26 | URL |  【編集】

私も、2~3日前に、ちょうどママ友と性教育の話をしていました。日本では、小3で少し性教育について学ぶようです。
もうすぐ、その授業があるようで、長男くんが学校から帰ってきて、いろいろ質問されたらどうしようかとドキドキしています。シモネタはOKなんですが、性教育の話題は苦手な私です・・・^^;
mommy.jp |  2009.05.19(火) 16:33 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

> miyukiさん
私は親とはまったくそういう話をしなかったので、子どもにはオープンにやりたいと思ってます。なかなか難しいですけど。

私も、実践的なところは同じ男である夫に任せてます。体の構造がちがいますからねえ。夫があまり乗り気でなかったときは、私が本を買って子どもに渡したこともあります。私にとっては、英語のほうがワン・クッション置けるせいか、話題にしやすいです。

> マリナさん
アメリカでも土地柄があるんでしょうね。うちは東部の田舎なので、閉鎖的なのかもしれません。

普通の子が芸能人みたいな挑発的な格好をしていながら、TVでジャネット・ジャクソンがほんの数秒、胸を見せたり(あれは子供も見ている番組だったので、余計に問題だったそうですが)、ヒラリーがちょっと胸の開いた服を着るとニュースになり、母乳をあげていたお母さんがよそでやれと言われたり…。アメリカ人の裸(特に乳房)に対する抵抗は大きいという印象を受けました。

> mommy.jpさん
日本では小3ですか。昔に比べて思春期が早まっているそうですし、これだけ情報があふれてますから、それくらいから始めないとだめなんでしょうね。

うちは男の子なので、質問するとしたら父親かなと思ってます。でも、女の子についてはやっぱり私? ドキドキしますよね。
komatta3 |  2009.05.20(水) 02:04 | URL |  【編集】

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