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とりかへばや物語 その3

2009.05.11 (月)



前回その2からの続き)

「昨日子猫を2匹引き取ったkomatta3です。ええ、2匹とも元気に探検してます。ありがとう。ところで、一つお伺いしたいんですが、スキットのお腹の毛が剃ってあって、お腹から黒い糸が出てるんですけど。あの子、内臓かどこか、病気だったんですか。まさか悪い腫瘍があったとか?」

「ちょっとお待ちください。ファイルを調べますから。えーと、スキットとストウね。スキット…ああ、それはただの避妊手術ですよ。」

「あの~、スキットはオスですよね。私、書類にサインしたときオス猫2匹って言われたんですけど。オスの避妊手術でお腹を切ることがあるんですか。」

「誰かが書類を読みまちがえたんでしょう。あなたはオス、メス1匹ずつ引き取ったことになってますよ。」

「メス!? オス2匹じゃなかったんですか。読みまちがいじゃなくて、見まちがいだったということですか。」

「さあ、私の担当じゃないからわかりませんねえ。オス2匹でないと、不都合があるんですか。」

「いえ、別に…ないです。ただ、ちょっとびっくりしたものですから。そうですか。スキットはメスでしたか。病気じゃなくてよかったです。」

「じゃあ、お約束通り2匹の面倒を見てくれますね。もし何らかの理由で世話ができなくなっても、絶対に捨てちゃいけませんよ。必ずシェルターに持ってきてください。困ったことがあれば相談に乗ります。契約書に書いてある通りです。」

電話を切って、夫と子どもたちに言った。

「この子、メスだって! お腹は避妊手術の跡だって。それで1匹の手術のほうが大掛かりだったわけね。オスだったら、チョッキンと切るだけで、回復も早いからねえ。そうか~、ミーシャはメスだったのか~。」

念のため、サーシャをひっくり返してみたら、なるほど、そっちはわかりやすい「元」オスだった。


*     *     *


その頃、ロシアにかぶれていた私は、猫にもロシアの名前を付けたかった。

両方オスなんでしょ。じゃあ、アレクサンドルとミハイルはどう? 呼ぶときは、サーシャとミーシャ。素敵じゃない?

サーシャならアレクサンドという女の子の愛称でもあるのだが、あいにく兄猫にサーシャと付けてしまった。しかも、いかにもサーシャという顔をしていたのだ。今さらミーシャとは呼べない。

マーシャとかナターシャに変えようとも思ったが、もう何日も前から写真を見てミーシャと呼んでいたのだ。しょうがない。ミシェルがロシア名前にもあるのかどうかわからないが、ミシェルの愛称でミーシャということにしておこう。

それにしても、と私は思った。

いくら子猫だって、オスメス見間違えるだろうか。シェルターで書類を作った人が書きまちがえたか。カゴに3匹入っていたときに、そっくりな2匹を取りちがえたのもしれない。いや、6匹のうち、2匹にそっくりな模様のがもう1匹いたから、さらにそっちと入れ替わっていた可能性もある。

確かに不都合はない。どっちでもいいのだ。でも、シェルターの人はずいぶんアッサリしていた。よくあることなんだろうか。あるいはどっちみち避妊・去勢手術するんだから、オスでもメスでも同じということか。ちょっと私とは相容れないメンタリティである。

猫を探すとき、性別にはこだわらなかった私だが、オス2匹のつもりでもらってきて、実はオス1メス1とわかったときは、軽いショックでしばらくオタオタしていた。

「ミーシャ、メスだって~。そんなこと、ありえる? だってオス2匹って言われたのよ。書類にもそう書いてあったのよ。でも、メスだったのよ!」と1日じゅう繰り返しては、子どもたちに「もう聞いたってば~。どっちでもいいじゃん。かわいいんだもん。」とあしらわれた。

まあ、そりゃそうだ。

それにしても、思い込みというのは恐ろしい。オスだと信じきっていたために、誰一人として、あれがメスの避妊手術の痕だと思いつかなかったなんて。

猫がすりかえられたかどうか真相はわからないが、私以外全員オスの家になると思っていたら、こうして女の子が来たのだ。人間ではないにしろ、女同士で話ができる。

「オスっていやあねえ。
トイレは汚すし、食べ物はガツガツ食い散らかすし、取っ組み合いしたがるし。それでもって、やたらかまってほしがるのよね。あー、やだやだ。どうして男ってこうなのかしらね。ミーミも大変よね。こっちおいで。お母さんと遊ぼ。」


<今日の英語>

Do it today so that you won't be jammed up later.
あとで押せ押せにならないように、今日やりなさい。


やたら宿題を先延ばししたがる次男への夫の一言。traffic jam (交通渋滞)の jam と同じ。うちは、兄弟そろって時間の感覚が鈍い。締め切り直前になって、慌てることがしょっちゅう。何度そうなっても懲りないので、もう私は何も言わないことにしました。痛い目に合えば、わかるでしょう。



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テーマ : アメリカ生活 - ジャンル : 海外情報

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