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とりかへばや物語 その1

2009.05.10 (日)



うちの猫たちは、アニマル・シェルターに保護された母猫から生まれた6匹のうちの2匹。血のつながったきょうだいである。

シェルターの壁に貼ってあった、生後1ヶ月くらいのときの写真だけでその場で決めた。世話が大変だから1匹だけと主張していたのが、あまりの可愛さに、

「やっぱり1匹だけじゃかわいそうだわ。家の中で飼うんだから、遊び相手がいなくちゃ。」

とあっさり宗旨替えをしたのだった。


*     *     *


私は、猫の出産時期も考えずに、12月からウェブとシェルターを巡り歩いた。どこに行っても、「子猫がほしいの? まだ冬だからねえ。春になったら来てみたら。」と言われた。そう言われると余計に早くほしくなった私は、いつもの出不精返上で、毎週のように近辺のシェルターを訪れた。

1月も終わりになって、「まだ子猫はいないだろうなあ。」と思いつつ、おとな猫の大部屋に行くのも楽しみで、寄付のキャットフードを携えてシェルターに行ったのだった。

入り口の左側に掛けてあるコルクボードには、カレンダー販売中とかこういうものを寄付してくださいとか、いろんなお知らせが書いてあるのだが、そこに6匹の赤ちゃん猫を別々に写した写真が1枚の紙に貼ってあった。何の説明もない。見回したが、子猫のケージにはそんな小さいのはいなかった。

それにしても、可愛い。まさに私が待ち望んでいた子猫だ。

すぐ隣のオフィスに首を突っ込んで、「ここに貼ってある猫の写真なんですけど。」と言うと、「しばらく前にここで生まれたんですよ。母猫を保護したもんでね。もうちょっと大きくなるまで、ボランティアの家で飼ってます。だから、ここにはいませんよ。」

「もう貰い手が付いたんでしょうか。」

「何匹かほしいという人が現れましたよ。特にそのお腹と前脚の白い子には確か3件申込みがあったと思います。あなたも?」

ええ! ぜひ!! 去年からずっと探していたんです。19年買った猫が死んでしまって、うちの子供が泣いて泣いて。2匹引き取りたいんですけど、いまからでも予約できますか。お腹の白い子と、あとはトラ猫1匹どれでも。」

シェルターのおばさんがくれた書類には、人間の養子縁組かと見紛うくらい、質問事項が並んでいた。

  • 持ち家か借家か。借家ならペット可か。
  • 家族構成は? 子どもの年齢は?
  • 猫アレルギーの人はいるか。
  • 家族全員が猫を飼うことに賛成しているか。
  • 家の中だけで飼うのか、外に出すのか。
  • 猫のえさ代、獣医やペットホテルにかかる費用を出せるか。
  • 誰が世話の責任者なのか。
  • 猫は15~20年間生きるということを理解しているか。その間、ずっと世話をする覚悟はあるか。
  • 1日のうち、最長何時間家を留守にして、猫をひとりぽっちにさせるのか。
  • これまでペットを飼ったことがあるか。どんな種類の動物を何年? どんなおもちゃや遊びが好きだったか。何歳まで生きたか。死因は?
  • 猫の爪を抜くつもりか。これまで飼い猫の爪を抜いたことがあるか。
  • どのような状況になったら、猫を飼えなくなると思うか。
  • あなたにシェルターの猫を引き渡すべき理由を述べなさい。

こういうのが延々と続いた後に、署名欄があった。

「上記の情報は真実かつ正確であり、もし私が当シェルターから猫を引き取った場合は、里親斡旋契約の記録として保存されることを了承します。」

契約書である。

前の猫は、私がアメリカに来る前に夫が知り合いからもらったし、私の実家で飼っていた猫もそうだった。シェルターから猫をもらうのは初めての経験だったので、厳しい審査があるんだなあと思った。

でも、いい加減な気持ちで猫を飼う人を除外するのは当然だと思い、このシェルターに好意を持った。(ずっと後になって、どこのシェルターも同じような質問をするのだとわかった。)

そして、なんとか2匹を手に入れたいと、ありったけの智恵と語彙を動員して、黙々と書類に記入した。どうしてうちに猫が必要か、大学のテストもさもありなんと、真剣に取り組んで提出した。

次回その2に続く)


<今日の英語>

You might want to look into it.
調べてみるといいと思うよ。

姉の国際電話代を気にしている夫が、スカイプを使えと私にしつこく勧めたときの一言。スカイプについては、私から姉に提案したことがあるのだが、興味がないと一蹴された。夫は、私のPCにスカイプをセットすれば、姉の固定電話にかけられると言う。そうなの? スカイプ同士じゃなかった? なんかめんどくさそうだし、だいたい私のPCはここんとこ不調で、遅いし、しょっちゅうフリーズするのよ。スカイプなんかできる環境じゃないでしょ。

まあ、角が立たないように、「わかった、調べてみる。」と答える私でありました。



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テーマ : アメリカ生活 - ジャンル : 海外情報

 |   |  コメント(4)

Comment

スカイプで毎日、アメリカで別居している夫と話しています。
やっぱり顔が見えるし無料なのは、魅力です。

毎日30分、ちょっと話が長くなって一時間経っても気になりません。

我が家はPCからPCですから。

でも・・・確かにPCには少々負担がかかりますね。

我が家は、電話だったら多分PC一台軽く買えるくらい通話してます。

家族それぞれ自分のPCにスカイプ入れてくれているので、助かりますが・・・80才の母はPC使えないから無料ではなんです。

ほんとにスカイプ辞められません。

sakuramom |  2009.05.10(日) 08:29 | URL |  【編集】

こんにちわ!
毎日楽しみに読ませていただいてます!!

家でもペットの犬、猫は地域の動物保護団体から引き取った子達か、捨てられていた子を保護した子などです。
動物保護団体から引き取る時は、やっぱり似たような質問票に記入しましたが、そこまで厳格?な質問ではなかったです!!
(私は日本に住んでいるのですが)
地域によって活動の仕方は変わってるのかも知れないですが、私の住む地域では最初は保健所に保護された中の犬猫達をメンバー(ボランティア)の方達が引き取り譲渡可能な訓練をしたりしながら「里親」探しをしているようです。でももちろん皆が皆新しい里親に引き取られる幸運に恵まれるわけではないですよね。

そもそも最初にそういった犬や猫を引き取ろうと言い出したのは主人なんですが、動物好きの私に勿論異論はなかったんです。

動物の命をあまりに簡単に考えてるオーナーが後を絶たないですよね。
私は積極的に団体に参加して活動しているわけではないですが、可能な限り「里親」になっています。でも限界があるし、引き取ったからにはたくさんの責任があるし・・・最もペット達が今の私達を繋ぎとめていると言っても過言ではないかもしれないですが(笑)

いづれにしてもcomattaさんに引き取られた猫ちゃんたちは良かったですね!

そうそうアメリカで言う、シェルターとは日本で言う保健所のようなところなんですか?
私の話がどこかずれていたらごめんなさい(^^;)

anmari |  2009.05.10(日) 11:20 | URL |  【編集】

今晩は

今日 店の掲示板に数匹の犬君たちの写真があり、見てみると 飼い主を探しているものでした。

とっても可愛くて つい 考えてしまいそうでしたが うちには すでに一匹いますし、、、。断念

こんなにシェルターから動物をアダプトするのが厳しいとは知りませんでした。
でもおっしゃるように良いことですよね
簡単な考えで引き取られ 又 捨てられたりしたら困ります。

スカイプ

コロラドに住む長女とたまにしますが、その程度の知識しかないです
それにしても 便利な 世の中になりましたよね。

昔は 電話しかなく それも高価でしたよね。
お姉さまとほんとに仲がいいんですね。
素敵な事です。

よい母の日を、、、。
Ba-chama |  2009.05.10(日) 11:24 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

> sakuramomさん
改めてスカイプのウェブサイトを見ました。PC同士だけじゃないんですね(夫が正しかった…)。それにいろんなプランもあってびっくりです。さっそくダウンロードしてみました。私の不調PCでうまくいくといいんですけど。あとは、仕事で1日中PC相手だから自宅ではPCを開きたくないという姉を説得できるか。

> anmariさん
里親もやってらっしゃるんですね。うちはいったん預かったら情が移って返せないような気がして、かと言って何匹も世話できないし、今のところもらった2匹だけです。

シェルターは保健所ではなくて、主に動物愛護の非営利団体が運営する捨て猫・犬を収容する施設です。そこで怪我や病気を治したり、訓練したりして、飼い主が見つかるまで預かります。anmariさんの地域で行われているのと基本的に同じだと思いますが、もう少し組織的で独自の収容施設があるところがちがいますね。ボランティアだけでなく、フルタイムで雇用されている人もいます。
一定期間が過ぎると安楽死させるところもありますが、No Killと言われる殺さないところもあります。お金も人手もいることなので、大変そうです。

子はかすがいと言いますけど、ペットもそうかもしれませんね。うちの前の猫は、よく夫婦喧嘩の仲裁に来ました。

> Ba-chamaさん
私もあの書類にはおどろきました。引き渡す前に家庭訪問するシェルターもあるそうですよ。「もらってあげるんだから、シェルターも助かるはず」なんていう不遜な考えでしたが、まるっきり逆でした。本当に信用できる人だけに斡旋するという態度でした。

ほんとに20年前に比べると隔世の感がありますね~。国際電話は時計とにらめっこだったし、もちろんインターネットは無し。日本からの小包でパッキングに使われた古新聞をのばして、隅から隅まで読んだものです。スカイプ挑戦中です。
komatta3 |  2009.05.10(日) 21:56 | URL |  【編集】

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