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欠陥品と返品と「ふりだしに戻る」

2009.05.07 (木)


水分を吸収しない除湿機は、ただの重い箱。ともかく地下室を乾燥させなくてはならない。

これまで2回買ったが、いつもシアーズだった。ウェブサイトで見ると、今のと同じ50パイントの容量のは199ドル。小型ならもっと安いが、地下室では役に立たない。

50パイントということは、パイント・サイズ(473cc)の生クリームが50個分入るということか。これまで深く考えなかったけれど、今の除湿機のバケツはそんなに大きく見えない。でも確かに50パイントと書いてある。

おすすめ除湿機を検索しても、なぜかあまり種類がない。需要が多い製品だと思うのに、おかしいな。

シアーズなら車で20分で行けるから、郵送でなくて引き取りに行けばいい。結局、今のと同じモデルをウェブで注文すると、お店に在庫あり、引き取りできますというメールが来た。

*     *     *

Merchandise pickup という商品引取り所まで行くと、若いお兄ちゃんが2人、手押し車に除湿機を載せて来て、すぐ外に止めた私の車に積みこんでくれた。

ありがとうとお礼を言って、家に向かう。あれ、こういうときはチップあげるんだっけ。状況を考え、チップ不要という結論を出す。

45ポンド(20.5キロ)と重いので、子どもたちを動員して地下室に運ばせた。やれやれ、これでコンクリートも乾く。

コンセントをつないで、電源スイッチを押すと、ぐわ~んと音がした。再び、いやな予感。

30秒ほどゴーッと音がして、いかにも大気中の水分を集めていますというふうだったが、3分もしないうちに止まった。もう一度コンセントをやり直してみる。湿度を何パーセントと指定せずにONを選べば、湿度に関係なくずっと作動するはずなのに、動かない。

欠陥商品である。

お店に電話したら、担当におつなぎしますと言われたが、「ただいま席をはずしております。」というボイスメール。とりあえず伝言を残す。

シアーズのカスタマーサービスにも電話した。さすがにこちらは、I'm sorry.と謝った。買ったお店のレジまで持って行って、返品の手続きをしてから、また商品受け取り所で別の除湿機を受け取れと言う。

「重くてそこまで運べません。商品受け取り所に戻してもいいですか。だいたい家電売り場は電話にも出ないんですよ。」

「通常の返品交換手順はそうじゃないんですけど、やってできないことはないと思います。」

そうして、欠陥除湿機を箱に入れ、地下室から運び出し、車に積み(これは夫にやらせた)、20分運転して、シアーズの商品受け取り窓口に到着。

すでに1日分の体力を使い果たした。

*     *     *

受け取ったときと違う男性が出てきたので、事情を説明すると、OKとだけ言って、レシートにごちゃごちゃと書き、「これを持って売り場に行って、倉庫から別のを出す手続きをしてください。」

ソーリーは無かった。そりゃ、あなたが作ったんじゃないし、直接売ったんじゃないでしょうよ。でも、お宅の会社で買ったお宅のブランドなのよ、と心の中でつぶやく。それにしても、中身も確かめずに引き取ってくれたけど、いいのだろうか。

売り場に行って、一部始終を説明する。レシートを見た売り子のお兄さんは、ヒマだったのか、馴れ馴れしくペラペラとしゃべり始めた。

「50パイント? あー、あれはダメ。だいたい除湿機なんて、どれもジャンクだよ。持って、いいとこ18ヶ月だね。知ってる?いろんなメーカーが出してるけど、作ってるのは韓国のLG一社。あそこの工場の同じラインで作って、ロゴを貼り付けるだけ。だから、どこのメーカーのでも同じなの。」

「お宅は地下室? どれくらい広い?1000平方フィートくらいかな。50パイントじゃ無理だね。少なくとも70パイントのを置かなくちゃ。ぼくね、3台買ったんだよ。それで保証契約は1つだけ。3台が次々に壊れるから、そのたびに1台ずつ持って行く。そしたら、契約は1台だけど3台分使えるってわけ。」

「だいたい product warranty (製品保証)って、おかしいですよ。一番丈夫な部品しかカバーしてない。こわれるのはファンとか、スイッチなんだけど、それは自腹になる。ここに持ってくるお客さん、みんな直してほしいと言うんだけど、たいてい保証されてない部品だなあ。」

(あの~、あなたほんとにここで働いてる? それに、眉毛のピアス、ちょっと目立ちすぎじゃない?) 

それでも必要だから、と在庫を調べてもらった。

「50パイントはないです。35か70ならあるけど。だいたいこのシリーズはもう打ち切りになるし。去年の秋に新しいデザインの70パイントが出てね。あれなら、貯まった水もポンプで出せる。こっちに1台サンプルがあったな。」

確かに多少はハイテクなデザイン。でも、値段が350ドル。あなた、さっき除湿機はぜんぶガラクタって言わなかった? 高くない? これは18ヶ月以上持つの?

「さあ、どうかなあ。わかりませんね。でも、これからはこのモデルしか売らないと思いますよ。」

*     *     *

ここで買えば、一挙に仕事が片付く。でも、また欠陥品だったらどうする? それに350ドルの価値があるのか? やっぱり家に帰ってこのモデルについて調べてからにしよう。

「すみません。350ドルは予算外なので、夫に相談します。とりあえず、今日の返金だけしてくれませんか。」 夫がどうのというのは、決まりきった言い訳である。夫はこの手の問題は全部私に任せている。

お兄さんは、オッケーと言って、レジをたたき、長いレシートをくれた。クレジットカードに全額返金しましたよ。

私がサンキューと言うと、ノープロブレム! 別にソーリーは期待してませんけどね。

こうして、私は片道20分を二往復して、合計6人の店員と話したあげく、除湿機は手に入らず、はからずも「ふりだしに戻る」のマスに入ってしまったのである。


<今日の英語>

Your order is ready for pick-up.
ご注文の品はお引取りのご用意ができております。


シアーズからのメール。ここしばらく家電を買っていなかった私は、これで問題解決と喜んだ。アメリカでたいていのものが返品可能なのも、欠陥率の高さが原因? しかも、今回「どこがおかしいのか」と詳しく聞いてくれた人はいない。形式だけでも、普通は確認しませんか。私が返品した除湿機の行方が気になります。



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テーマ : アメリカ生活 - ジャンル : 海外情報

 |  生活  |  コメント(3)

Comment

私もアメリカ暮らしが長いですが、、、本当にこうゆう事はよくありますよね。。

らちがあかないというか。。。

日本だったら。。と、、比べてはいけないのですが日本だったら何にしてもありえないですよね

ただ、アメリカで素晴らしいのはほぼ何でも返品が可能な事ですね
p |  2009.05.07(木) 10:15 | URL |  【編集】

OMG~!

ハローです。

重ね重ね、ご苦労様です。
さもありなんな、ティピカルなアメリカのサービスですよねえ、、。
聞いてるだけでもげっそりしそうです。
ほんとにストレスフルで心身ともに疲れますねえ。

まったくもって、いい加減というか、、がっくりして
腹が立ちすぎて、悲しくなる事ありますよ~。
返品がきかなちゃ、やってられませんね。
お店のほうから取りにこいというかんじですよね。

でも、泣き寝入りしないで、言うたもん勝ちのところもあるので、頑張ってくださいね~。

ミント |  2009.05.07(木) 11:35 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます

> pさん
私も慣れっこになっているんですが、しばらくこういうことがなかったので、つい楽観的になっておりました。日本だったら、お店のほうから頭下げてサービスに来てくれるわよ!と夫に八つ当たりしました。

> ミントさん
こんなこと、アメリカ中で毎日起きてるんでしょうね。お店でもたいした問題じゃないみたいな態度だし、私の方が「そんなことでいいの!?」と喝を入れたくなりました。骨折り損のくたびれもうけでしたが、ブログに書いたおかげで、少しはストレス解消できました。第2ラウンドで決着をつけたいところです。
komatta3 |  2009.05.08(金) 11:05 | URL |  【編集】

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