スポンサーサイト

--.--.-- (--)


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



クリック募金を始めました。下記サイトにて協賛企業のリンクを各社1回クリックすると、1円ずつ募金できます。
    JWordクリック募金

 |  スポンサー広告

ぼちぼち復活

2011.05.22 (日)


バーモントから戻ったあと、長距離運転と慣れない旅行のせいで寝込んだ。

それがきっかけになったのか、大震災から続いていた緊張の糸がプッツリ切れた気がした。

ゴロゴロしていたら少しよくなり、パソコンをつけてみた。ぼやけてよく見えない。メガネを洗ってみたが、まるで薄い膜がかかっているように見える。

メガネが汚れていたのではない。アレルギーで私の目がグシャグシャになっていたのだ。鼻水が止まらず、sinus(副鼻腔)がズキズキして、やたら眠いといういつもの症状。

最低必要限の家事をして、ベッドで寝転がってたまにネットをした。書くことはできないが、読むだけならできた。

でも、集中できない。目は文字を追っても、内容が頭に届かない。

そのうち、右手の親指が痛み始めた。しばらく前に関節炎と診断されたときと同じ感じ。しばらくネットも控えることにした。幸い、ひどくなる前に自然におさまった。

今度は、右ひじがピリッとしてきた。せっかくコルチゾン注射を2回もしたのに、どうも完全治癒とはならなかったらしい。さぼっていた手のエキササイズを再開し、アイスパックで冷やす。どうもすっきりしない。

悪化すると困るので、息子たちを動員する。

「このフタ、開けて。」「あれ、運んで。」「洗濯は自分でやって。」

整形外科医は、もう注射してくれないだろう。かといって、フィジカル・セラピーはごめんだ。テニスひじを直す方法をそーっと検索する。目新しい情報はない。

私は若いときから腰痛があったのだが、なんだか右側だけ急に痛くなった。ベッドに上がったり下りたりするのも難儀するくらい痛い。年のせいか、運動不足か、いろいろ思い当たる節はある。

50歳目前にしてこんなことでは、先が思いやられる。

一念発起して、腰痛を防ぐ体操をネットで探し、印刷した。ついでに、疲れない体を作るという体操も見つけた。さっそくやってみたが、説明にあるような回数はこなせない。勝手に半分に減らす。体力の衰えをヒシヒシと感じる。

多少動いたのがよかったのか、ひどい痛みはまもなく消えた。そして、私の体操も3日坊主で終わった。


                *


ここ半年ほど、生理が重かった。でも、閉経前はこんなもんだろうと思い、なるべく安静にしてイブプロフェンを飲んでやり過ごした。

私は10年以上前に子宮内膜症を患い、右の卵巣を摘出した。そのときの症状に似ている。生理が来るのが恐ろしいくらいの痛みと不快感は、更年期障害であってもどうにかしたい。

そして、かかりつけの産婦人科医に電話をした。

「それでしたら、まず超音波検査をしていただく必要があるかもしれません。ドクターに確認してご連絡します」とナース。

いくらかかるんだろうと一瞬考える。健康保険があるうちにやっておこう。

ナースからはすぐに電話があり、ドクターCは先に診察をして、それから超音波検査に回すという。この際、お医者の言うまま、なんでもやる。

「明日の朝11時においでになれますか」とナース。

「はい。大丈夫です。」 私は何もしていないので、平日の昼間はたいていOK。しかし、そんなに急ぐ必要があるのかとちょっと不安になった。


             *


ドクターCはいつもどおり朗らかに診察室へ入ってきた。

そして、私の症状を聞いて、パンフレットを2枚くれた。出血量が重いときに、どちらかの方法で減らすのだという。一つは、器具を子宮に入れるもの。もう1つは、手術で子宮内部を熱で処理して、生理も完全に止めてしまうもの。もちろん私は2番目のほうがいい。

超音波検査もするが、その前にバイオプシーだという。子宮内膜の生体検査のために組織を採取する。もちろん麻酔はない。

ドクターCは私のお腹に手を当てると、「外からでも子宮が腫れているのがわかりますよ」。

あのー、それは皮下脂肪じゃないでしょうかとジョークを言おうとしたが、ドクターの真剣な顔を見て、思いとどまった。

内診に移っても、私はそれほど心配しなかった。子宮頸がんの検査は毎年やっているし、去年は初めてちょっと痛いなと思ったが、ふつうはぜんぜんたいしたことがないし、一瞬で終わる。

しかし、今回は違った。指で押されても痛い。

それなのに、ドクターCは「リラッークス!Relax for me.」と繰り返す。

できません。深呼吸してみる。肩の力も抜いてみる。「必死でリラックス」という矛盾。

Cervix(頸部)を広げたままで、子宮まで入ります」とドクター。理論的にはそうだろうと納得した。

納得はしたが、痛い。歯を食いしばるほど痛い。子宮は感覚が鈍いという話はどうなった?

つい息を止めてしまい、ナースに「深呼吸して」と言われる。彼女は私の右腕をさすってくれた。

15分にも思えたが、たぶん2分くらいのことだろう。一度こういうことがあると、次回からの婦人科健診が恐怖である。

無事に細胞が取れて、器具も外され、深く息を吐いたところで、かなり出血したらしく、ナースが診察台のパッドを取り替えてくれた。

清潔なクリニックでちゃんと面倒を見てもらえるありがたさ。これがアフガニスタンだったら、とふと考える。

子宮内膜はかなり厚くなっていたらしい。これでは出血量が多いはずだとドクター。バイオプシーの影響で、しばらく出血が続くという。

でも、これで原因がわかった。もっと早く来ればよかったと悔やむ私。


              *


バイオプシーのショックから立ち直り、腰痛も関節炎もおさまり、テニスひじは一進一退ではあったが、それほど生活に支障はなくなった。

ただし、アレルギーはしつこく、ぼーっとしていたせいか、ショッピングカートにバッグを残したまま車に戻ったり、車に財布を忘れてスーパーに入ったりというぼんやりミスは続いた。

バーモント以来、食事もふだん以上に手抜きだった。

しかし、何を思ったか、いつもはただキャセロールに入れてオーブンで焼くだけの野菜料理を、取っ手もステンレス製のフライパンで作ることにした。まずストーブトップで炒めて、あとはオーブンで火を通せばいい。

そして、425度のオーブンにフライパンごと入れて20分。

オーブン・ミトンでつかんで、ストーブトップに取り出した。フォークでジャガイモを刺してみたら、いまいち固い。あと10分くらい焼いたほうがいい。

そう思って、左手でフライパンの取っ手をつかんだ。

次の瞬間、左手は蛇口の下で冷たい水を受けていた。

私はその取っ手がオーブンに20分も入っていたことをうっかり忘れて、素手で持ったのである。しかも、ちょっと触れたのではなく、持ち上げようというつもりでギュッとつかんでしまった。

びっくりして、手が痛いのかどうなのかもよくわからない。でも、やけどをしたらとにかく流水で冷やせと聞いていた。

うちは井戸水なので本当に冷たい水が出る。左手だけが低体温症になりそうな気がしながら、15分も流水で冷やした。そして、冷たい水を深めの容器に入れて、手のひらを浸した。

「氷を入れるといいよ」と夫。

次男に冷凍庫から氷を出させて、感覚がなくなるくらい冷たい水ができた。夫はぬり薬をつけるべきだと言うが、私はそうではないと思い、拒否する。

そして、左手は水の中、右手だけ動かしてやけどの処置について検索し、やはり流水で冷やすのが一番という結論に達した(あまり冷たすぎる水もよくない。氷は使ってはいけない。とくにやけどの箇所に直接当たるのはよくないらしい。あとで夫に苦情を言った)。


          *


これは second-degree burn(第二度熱傷)。全治7日から10日。痛みがあり、水泡ができ、それが破れる、と医学ページに書いてあった。

ここまでひどいやけどは初めてで、「ぼんやりしているときに慣れないことをするな」と今さら肝に銘じる。

その夜は、長男の空手があった。いつも私が送り迎えするが、「ぼくが代わりに行こうか」と夫。そんなおおげさな。

冷やし続けて痛みも感じず、思ったよりたいしたことがない。手にガーゼをゆるくまいて、出かけた。ちょっとやりにくいが、運転できる。

いったん家に帰ることにした。時間がたつにつれて、左手がヒリヒリし始めた。痛くてハンドルが持てない。

冷えて鈍っていた感覚が戻ってきたのだ。夫が心配していたのはこういうことか。

家につくなり、水道の水を出して再び手を冷やす。3分もすると、痛みは治まる。しかし、しばらく冷やさないでいると、また痛くなる。その繰り返し。

夫を起こすのも面倒で、長男のお迎えも結局私がやった。アイスパック持参である。

疲れたので寝ようとするが、左手がいたくて眠れない。敏感な第一関節がひどくやられたせいかもしれない。

イブプロフェンを2錠飲む。そして、10分置きにバスルームで手を冷やす。12時過ぎまで何度も繰り返し、これは徹夜になるかもしれないと覚悟する。

医学サイトによると、二度のやけどは強い痛みがあるのに、三度四度は神経がやられるのか痛みは感じないのだそうだ。

食料油をかぶって焼身自殺をはかるアフガン女性が頭に浮かぶ。片手の指先だけでこんなに痛いのだ。全身にいろんなやけどを負う彼女たちの苦しみはいかばかりかと思う。

夜中まで何度冷やしたか覚えていないが、そのうち寝てしまったらしい。睡魔の勝ちである。

朝になったら、痛みは引いていた。

なるべく刺激を与えないように、コットンのゆるい手袋を左手だけにはめた。それを見た夫が、"Are you Michael Jackson?"

------------------------------

そんなこんなで、休んでいました。更新がなかったときもクリック募金してくださった皆さま、ありがとうございました。

まだ本調子ではありませんが、再開します。しばらくは助走のつもりで、ゆるゆる書くつもりです。
スポンサーサイト



クリック募金を始めました。下記サイトにて協賛企業のリンクを各社1回クリックすると、1円ずつ募金できます。
    JWordクリック募金

 |  わたし  |  コメント(14)

わかりたい?

2011.05.25 (水)


夫は話し好きで私もおしゃべりなので、息子たちは小さい頃からよくしゃべる。

最近、長男はときどき無口になるが、もうすぐ17歳なのだからそんなもんだろうと思う。

15歳の次男はまだ子ども子どもしているし、長男よりももっとおしゃべり。一番話したいのは長男だろうが、相手にしてもらえないこともある。夫はやたら難しい話に持っていきたがるので、ちょっと警戒せねばならない。

そうなると、私しかいない。

しかし、私は日本語しか受けつけないのだ。

私と話す以外、ほとんど日本語に触れる機会がないので、かなり大変だと思うのだが、おしゃべり(と自慢)したい次男は毎日どうでもいいことをペラペラしゃべりに来る。

うるさくてしょうがない。ときどきリモコンで mute(消音)ボタンを押したくなるくらいである。

しかも、「えーと、あのー」とつっかかりながら、日本語をたぐりよせながら話すので、気の短い私には修行のごとく感じられる。

息子たちがいなかったら日本語を話す相手がいないのに、そして日本語を覚えてほしかったのは私なのに、なんと自分勝手なことだ。


                *


長男より早く帰宅した次男が、おやつを食べながら、言った。

「おかあさん、今度の physics、何の実験するか、わかりたい?

「わかりたい? 知りたいかってことでしょ。物理ね。」

「物理で何の実験するか、知りたい?」

次男は素直に訂正する。そして、私にはぜんぜん興味のない物理の話をする。かなり英単語が増えるが、「gravity って日本語でなんだっけ?」などと私に確かめることもある。あるいは私が「inertiaは慣性」と合いの手を入れる。

しかし私は物理は赤点だった。日本語でも英語でもわからない。次男もきっと私はわかってないなという顔をしつつ、しゃべりたいのでしゃべり続ける。

私の関心は、なぜ「知りたい?」でなくて、「わかりたい?」と言うのかという点にある。

Do you want to know?を翻訳しているのかなと思う。次男にとっては、「know =知る」ではないらしい。しかし、私は息子たちとの会話で、「これ、知ってる? 知ってた?」を使うはずで、「わかりたい?」はまず言わない。

「わかる」を辞書で引くと、

(1)物事の意味・価値などが理解できる。
(2)はっきりしなかった物事が明らかになる。知れる。
(3)相手の事情などに理解・同情を示す。

「知る」は、

(1)それについての知識を有する。わきまえる。
(2)その存在を認めている。認識する。
(3)その内容・意味などを理解する。悟る。
(4)体験して覚える。
(5)忘れずに覚えている。記憶する。
(6)それと感知する。気がつく。わかる。

共通部分もあるが、「わかる」は理解する意味合いが強い。でも、次男は私に物理のプロジェクトの内容を理解してもらいたいのではなく(私は興味のないことはまったく関心をもてないことを次男はよく知っている)、単に次はこういうことをするのだと知ってほしいだけである。

そうでなくても、「わかりたい?」という聞き方には違和感がある。母国語話者ならたぶん言わない。そのたびに、「知りたい?でしょ」と直していたら、2回に1回は正しく言えるようになった。


               *


また別のときに、次男が学校でのできごとを話し始めた。

「えーと、えーと、覚えられない!」と次男。

「覚えられないじゃなくて、思い出せない、でしょ」と私。

英語のremember には、覚える・記憶にとどめる(retain in the memory)と思い出す(recall to the mind)と両方の意味がある。

当人が言わんとすることはよくわかるが、こういう日本語はどうしても気になる(私の英語を聞かされる夫もさぞかしと思う)。

そのたびに私が正しい言い方を教え、次男は言い直す。そのへんは非常に素直である。私が唯一彼らよりもできるのは日本語であり、彼らも私の日本語には一目置かざるを得ないのである。

「わかりたい?」にくらべて、「覚えられない」のほうが手ごわい。なかなか直らない。

なぜか「覚えれない」とは言わない。ちゃんと「ら」を入れる。


                 *


前のテニスクラブがついにつぶれてしまい、次男を別のクラブに登録した。

クラブのディレクターは日本に1年ほど住んでいたと言い、「おはようございます」と私に上手に挨拶をした。しかし、それだけ。会話はできない。

それなのに、私と次男が日本語で話すのを聞いて、

「息子さんの日本語はどうですか。ちょっとアクセントがあるようですね。私が日本で聞いた日本語とちょっと違う。」

私はカチンと来た。

「うちの息子の日本語を評価できるほど、あんたは日本語ができるわけ? ここにはテニスを習いに来ただけで、日本語を直してもらうためじゃない。だいたい、あんたの住んでたのは千葉県で、それこそ千葉なまり(があるのかどうかは知らんが)でしょうよ。それにくらべたら、私の日本語は東京仕込みの標準。アメリカに来て、誰も私の出身地を当てた人はいないんだから。それくらい、スタンダード・ジャパニーズを私は息子に教えたのよ!」

と言いたいのをぐっとこらえて、

「次男は私と話す以外に日本語を使う機会がないし、ごくわずかにアメリカ風のなまりはあると思います。でも、ほんの少しですよ。それも日本に2週間も滞在すれば、非常になめらかになりますけどね。」

それでもクラブのディレクターは、「ぼくにもわかりますよ。本当にわずかなアクセントです」としつこい。

私は、ふだんは息子たちの日本語がもう少しどうにかならんもんかと思っているのだが、第三者からこう批評されると反撃したくなるのである。

そして、次回はもっと次男と日本語で話して、どれくらい上手かディレクターに見せつけてやろうじゃないのとひそかに決意した。




クリック募金を始めました。下記サイトにて協賛企業のリンクを各社1回クリックすると、1円ずつ募金できます。
    JWordクリック募金

 |  言語  |  コメント(5)

追加情報 5/26

2011.05.26 (木)


ブログを休んでいた間にブックマークしておいたサイトいろいろ

◎福島原発の状況

福島原発事故まとめ (1~6号機の詳細な状況説明)

日本原子力学会 東日本大震災における原子力災害に関する情報

Weather and migration conditions in Japan

日本の地震の地図


◎復興支援

Google 東日本ビジネス支援サイト

東日本大震災 みんなでつくる復興支援プラットフォーム


◎被災者向け情報

東京都福祉保健局「災害時の『こころのケア』の手引き」PDFファイル)

東日本大震災遺族支援ホームページ

仮設のトリセツ‐仮設住宅を住みこなすための方法 (新潟大学工学部)





クリック募金を始めました。下記サイトにて協賛企業のリンクを各社1回クリックすると、1円ずつ募金できます。
    JWordクリック募金

 |  社会  |  コメント(5)
 | ホーム | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。