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ご近所一家STさん

2009.03.01 (日)


[アメリカ人] ブログ村キーワード

うちのお向かいイタリア系一家STさんのお宅は、あずまやにプール、フロントポーチと増改築を続けていた。ご主人はまだ40代と思われるが、心臓を悪くして警察官を引退し、年金生活。奥さんは、お子さんが小学校を出るころに出版関係の会社に就職した。

娘が2人。長女はティーンエージャーになって、パンクというかゴスに様変わり。いじめもあり、学校になじめないことから、すぐ近くの公立高校から私立のカソリックの学校に転校した(と、かなりあとで他の近所の人から聞いた)。

何度かパトカーがST家の前に止まっていたり、すぐ隣の人は長女の叫び声を聞いたりと、外観からは想像できないくらい荒れていたらしい。長女はもう20歳を超えているはずだが、大学に行かず、家にいる。バイトでもしているのか、引きこもりか。2年位前に全身黒い身なりのゴスの男の子と歩いていたが(絵に描いたような中流の静かな住宅街では、異様な二人連れだった)、ここ1年くらい一度も姿を見ていない。

STさん夫婦は私たちにとてもよくしてくれて、引っ越したときに郵便ポストに彼らの名前と電話番号を書いたメモを入れてくれた。そんなことしてくれたのは、STさんたちだけだった。その後も、倒れたポストを直してくれたりした。でも、アメリカによくある表面的な付き合いだったので、長女に何があったのかは一度も話したことがない。心身ともに苦労しただろうに、おくびにも出さない。

次女は去年からフロリダの大学に通っているらしい。冬休みに見慣れない小さい車が置いてあり、リア・ウィンドウに大学のステッカーが貼ってあった。妹は荒れることもなく、普通のレールを歩いているようだ。

     *     *     *

ST家は去年の夏に売りに出された。かなり強気の売値だった。ところが、すぐ不況になって全く買い手がつかなかったらしく、不動産の看板も取り外された。どうして売りに出したのか、STさん夫婦とは一度も話したことはない。どこに出かけるのも車で、ちょっと外出時間が違えば、何ヶ月も会わないこの近所。ゴミを出すときだって、めったにかち合わない。ドライブウェイ(道路から家までの道)が長いので、電話の呼び出し音もガレージを開け閉めする音も聞こえない。

あいかわらず、きれいに飾り立てた家が見える。季節の旗やリース、植木鉢などとっかえひっかえしている。ときどき、シーズ犬を散歩させている奥さんと車ですれ違う。私が手を振ると、奥さんもニコニコして手を振り返す。郊外に住む幸せなお母さんという雰囲気を漂わせながら。

すべて揃っているようなお宅だけど、実は映画American Beautyみたいに、閉じられたドアの向こう側ではいろいろあるのだ。

<今日の英語>

Get out!
そんなバカな。うそでしょ。


Get out of here!とも言う。ラジオのインタビューで(私はラジオをよく聞く)、司会に質問されて答えた夫に妻が叫んだ。ここから出て行け!ではなくて、夫の言い分に驚いた妻が半分ふざけた調子で、「まさか~!」。怒っているというニュアンスは感じられない。かなり親しい間柄の会話に出てくるようだ。私は自分からは使ったことがない。こんなフレーズが自然に出てくる英語のレベルではないのか、言い合える友人がいないのか。
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バイリンガル

2009.03.01 (日)


Help Wanted(求人案内)にバイリンガル求むとある。英語とスペイン語の母語話者という意味に決まっているので、わざわざ何語とは書いていない。英語と日本語しかできない私はお呼びでないわけだ。日本語ができますと履歴に書いても、かえって英語がまともに話せないんじゃないかと敬遠される可能性が高い。

ここは田舎なので、日本語が必要とされる仕事はない。車で40分くらい離れたところに大手企業関連の研究所があり、日本の子会社からも研究者が来ているようだが、そういう人はまず英語に不自由しないのか、日英アドミの求人はない。

     *     *     *

最近ノーベル賞を受賞した日本の学者が英語ができないということになっているが、論文の読み書きは当然できるはずだし、基礎ができているだけに、アメリカに暮らせば生活に支障がないレベルにはすぐ到達できるのではないかと思う。なによりも、彼の話を聞いたいならば下手な英語でも熱心に耳を傾けてくれるだろう。

アメリカに長くなればなるほど、英語は道具にすぎないこと、大事なのはその道具で何を伝えるか、その中身であることを痛感するようになった。

英語ができるようになりたいと聞くと、英語だけではだめ、もう一つメジャーな外国語(スペイン語か中国語)もやりなさい、それとは別に専門の技能や知識も身につけなさい、と自分のことを棚に上げて言いたくなる。

私が日本にいたころは、英語ができるというのがそれでも売りになった。私もまぐれで英検1級に合格したら、もちろん履歴書にも書いた。まだまだ英語のできる人が少なかったし、私は英語しかセールスポイントはなかった。

オバマ大統領が就任した日に日本の新聞サイトを見ていたら、就任演説の原文が全部載っていた。これが一般向けのサイトに普通に載るくらい、英語のわかる人が多くなったのだとガツーンと来た。ヒラリーが来日したときの演説も原文が載った。それほど難しい内容ではないが、原文のままであることに軽いショックを受けた。

幼児英会話教室など全くの無駄としか思えなかったし、This is a pen.ではなく会話から始まる教科書にも疑問を抱いていたし、バイリンガルと言ってもピンきりだと思っていたが、私がアメリカにいた20年間に日本での英語の位置付けも変わったのだ。アンビリーバボーだの、コンプライアンスだの、カタカナの洪水である。それだけ英語に抵抗のない人が増えたのだろうか。

<今日の英語>

Call me when you get there.
向こうについたら、電話して。


アメリカの田舎は移動距離が長く、ちょっと隣町と思っても時間がかかる。たいてい車なので、道中何があるかわからない。公衆電話か先方の自宅電話でかけてくれないと、連絡もつかない。携帯電話が普及した今ではそんなに言わなくなったかもしれないが、特に子どもを連れて出かけるときは心配になり、ついこんな言葉をかける。しかし、夫は携帯を家に置き忘れる・電源を入れるのを忘れる・充電していないのどれかという場合がほとんどである。



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便利な辞書を発見

2009.03.02 (月)


私はNYタイムズを 長年愛読しているが、今でもたまにわからない単語にぶつかる。これまでは、辞書サイトに行ったり、電子辞書で調べたりしていたのだが、ある日なんとなしにカーソルを動かして知らない単語をハイライトしたら、小さな吹き出しに入った?マークが単語の右上に出た。

クリックしてみると、Reference Searchという別ウィンドウが開いて、その単語の説明が現れた。語源や例文もあり、単語によっては発音記号と音声付(なぜかトップページ上では無効なので、記事を開けること)。

これだけさっと意味が調べられると、むずかしい記事を読むのも億劫でなくなる。きっと誰もが知っている機能なのだろうが、もしかして私みたいに気が付かない人がいるかもしれない。

<今日の英語>

If she hadn’t done that, it would have been a train wreck for us.
彼女がそうしていなかったら、我々はひどい状況になっていただろう。


NYタイムズのビジネス欄より。列車の衝突というわかりやすいイメージ。今のアメリカ経済もまさにそんな感じである。The US economy looks like a train wreck. ウィキに比喩の詳しい説明が載っている。http://en.wikipedia.org/wiki/Train_wreck




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タグ : アメリカ 英語

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ご近所一家U・Wさん

2009.03.02 (月)


[アメリカ人] ブログ村キーワード

斜め向かいに住むU・Wさん一家は、夫婦別姓である。うちの辺りで別姓のお宅はここだけだ。子どもたちはご主人の苗字を使っている。

子どもたちと言っても、2人はアジアからの養子(U・Wさんは白人)。もう1人は、4年前に妹夫婦が離婚したため引き取った姪っ子。白人しかいないこの近所で、うち以外に唯一のアジア顔がいるのだが、ある時期、私はその養子たちを毛嫌いしていた。あちらに罪はない。私の妬みが原因だった。

奥さんは弁護士。最初は州境にある大企業に勤めていたが、7年位前に部門が閉鎖され失業。その後、マンハッタンで再就職。うちからは往復4時間の通勤である。しばらくは週4日のパート扱いだったが、結局5日目の金曜日も無給で自宅で仕事せざるを得ず、バカらしいのでフルタイムにしたという。

こちらのご主人は、私たちが引っ越してきたときにPh.D.を取る準備をしていた。奥さんが生活を支えていたらしい。その後数年たって、博士号取得。ところが、平日にスーパーで出会ったり、子どものお迎えで学校で見かけたり、庭仕事をしたりと、やたら家に居る。コンサルティングか自宅通勤かとも思ったが、そんな感じもしない。また別の学位を取るという噂を耳にした。

ここ数週間は、奥さんも昼間によく見かける。以前は遠距離通勤で早朝に家を出て、帰りは暗くなってからなので、めったに見なかったのに。もしかして、レイオフされたかもしれない。弁護士なら仕事は見つかりそうなものの、この不況ではどうなのだろうか。

     *     *     *

フロリダに1人で住んでいたUさんの母親がしばらく前に倒れて、一時期NYで世話をしていた。折れそうに細いおばあさんがスローモーションビデオのように歩いているのを見かけた。Uさんはなんと12人兄弟なので、いざとなれば兄弟の誰かが母親の面倒を見るのだろうか

STさん一家と同じく、すれ違うときにハーイと手を振る程度なので、実際はどうなのかわからない。あちらも、うちの事情は知らない。ただ、我々は他のお家と違ってかなりリベラルだという意識はお互いにあるように思う。

9/11の直後、どこの家の郵便受けにも星条旗が飾られた。飾らなかったのは、うちとUさん・Wさん宅だけ。うちは、星条旗を飾らないヤツは非国民!という押し付けが感じられたし、何よりもめんどくさかったのでやらなかった。U・Wさんは強い信念があったのだと思う。いかにも、ベトナム戦争反対デモに出たような人たちなのだ。

9/11から7年過ぎた今、星条旗の飾ってある家はあまりない。息子や夫が軍隊にいる家がないせいもあるだろうが、熱しやすく覚めやすいのはアメリカ人も日本人も同じである。

<今日の英語>
Are you sure? - Yeah, wanna bet?
ホントか? - うん、賭けてもいいよ。


うちの子どもたちの会話。別に何かを賭けるわけでもないが(たまには1ドルや飴玉1個くらいが行き来するらしい)、自信があるんだぞというハッタリである。きょうだいがいると、こんな何でもないやり取りができていい。You wanna bet? Do you wanna bet? とも言うと思うが、Wanna bet?が一番しっくりくるようだ。




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タグ : アメリカ 生活

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オーペア

2009.03.02 (月)


U・Wさん宅には、子どもたちが小さいときは住み込みのベビーシッター(オーペア au pair)がいた。

最初はポーランド人Dさん。21歳のもの静かな色白のかわいい人で、胸が巨大だったのがいかにも不釣合いだった。誰にも会わずに1日が終わるような郊外の生活に馴染めず、夜と週末以外は車も使えず、英語もあまり話せず、ホームシックにかかっていた。それでも、真面目に務めていたようだ。いつも寂しそうな、泣き出しそうな顔をしていた。

ここは車がないのは脚がないのと同じなのだが、U・WさんはDさんのために1台車を用意するという契約を無視していたことがオーペアの話で発覚した。博士号のご主人と弁護士の奥さんなのに、ケチっていたのだ。こういう話は、ふだん付き合いの浅いご近所でもすぐ伝わり、近所の奥さんたちは陰で非難ごうごうだった。

Dさんは夕方から外国人向けの英語クラスを取っていた。かなり強いアクセントで、あるときどうしてもわからない単語があり、問題を解くようにいろいろヒントをもらっているうちに、「バースデー」と言っているのだとわかった。その後、かなり年上のポーランド系アメリカ人と結婚して、NYCに住むことにしたと聞いた。

1年の契約が終わって、次に来たのがロシア系イスラエル人。やはり若い子だったが、ちょっとすれた感じがした。彼女は3ヶ月もしないうちに、「モスクワにいる祖母が病気だから」とかなんとか言って、姿を消した。実際は、まだNYに不法滞在しているという。

そのあとは南米の若い女の子。彼女は2週間ほどしたら、誰にも言わず、自分の荷物を持ってこつ然と姿を消した。Wさんが自宅に戻ったら、子どもたちだけが残されていた。

もう若い子はこりごりだと思ったのか、最後はもう少し年のいった南アフリカ人が雇われて、なんとか契約終了まで務めたようだ。

NYに住める!と思って20歳くらいの女の子が応募するのだろうが、こんな孤立した世界、隔離された生活だとは想像できなかったにちがいない。逃げ出したくなる気持ちもわかる。

<今日の英語>

Who's on the phone?
誰からの電話?


私は電話をかけるのも受けるのもきらいだが、日本にいる姉からはよくかかってくる。しばらく前は補習校関連の電話もたびたびあったが、最近はすべてメールになった。だから、私が日本語で話しているのはほぼ姉に決まっている。それでも、夫は聞く。私がアメリカに来てから、私も姉も寂しいのではないかと、20年経った今でも夫は心のどこかで思っているらしい。




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タグ : アメリカ 生活

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無料英会話教室 24/7?

2009.03.03 (火)


夫は英語しかできない。20年間私と暮らしていても、せいぜい8フレーズしか理解できない。

子どもに対しては、夫は英語だけ(それしかできないんだから、しょうがない)、私は日本語だけで話しかけてきた。子どもたちはティーンエージャーになった今も、私には日本語しか使わない。だから、なるべく母と子でいっぱい話をするようにしている。

そこへ夫が加わると、とたんに英語に切り替わる。子どもたちは両方理解するとは言っても、英語のほうが断然強い。すぐに英語話者のパーセンテージが急上昇。私は4人のうち1人だけの日本語話者、つまり25%である。全く勝ち目はない。

しばらくの間、私は子供たちだけに話をふり続けるが、無駄な抵抗である。そのうち、話題がゲームやTVに移ると、私は全く興味がないので、黙ってしまう。なんのために日本語を教えてきたんだか、夫が協力しないから子どもたちの日本語も頭打ちなのよ、と脱力感に襲われる。

そういうときは、ここは無料英会話教室だと無理にでも思い込む。終日営業、休みなし。ネイティブスピーカーの会話がタダで聞けるのである。わからなければ、その場で解説してもらえるし、私の発音が悪ければ、夫はともかく、子どもたちは辛抱強く直してくれる。

受身で聞いているだけでは身に付かないというが、英語の洪水にさらされているわけで、「こういうときはああ言えばいいのか」とわりと頭に残る。たまにはメモして、冷蔵庫のドアに貼ることもあるが、なにしろ量が多すぎて、すぐ挫折してしまう。今は、ブログに載せるために、1日1フレーズを記憶するようにしている。

日本だったら英語学校か英会話喫茶にでもお金を払わなければ入手できないものを、ぐうたらな私は今日もバックグラウンド・ミュージックみたいに流しているのである。

<今日の英語>

Do you follow what I'm saying?
言ってること、わかるか。


子どものパソコンの調子が悪く、夫が説明しながら直していたときの一言。子どもはゲームがやりたいだけで、パソコンのソフトやハードには興味がない。それでも、直してほしい一心で、おとなしく横に座っていた。話について来ているのか、夫も不安になったらしい。Do you know でなく Do you follow のほうがしっくり来るのだろう。




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こんな田舎にも日本人が

2009.03.04 (水)


うちの近辺、といっても隣町だが、日本人が住んでいる。たぶん6~7世帯いるだろう。ほとんどが日本人夫婦だと聞いた。そのうち、名前も顔もわかっているお宅は2世帯だけだ。

どちらも私の家に招いたことは何度かあるが、招かれたことはない。口では「遊びに来て」と言うのに、ちゃんとしたお誘いがない。一度は届け物があったのに、郵便受けに入れておいてくれと言われた。なんだか腑に落ちない。きっと深入りしたくなかったんだろう。そのうち、疎遠になった。電話のやり取りすらない。それはそれで、気楽なものだ。

日本人と付き合いたければ、日本人人口がもっと多い町に住むだろう。うちの近辺に引っ越してくる人たちは、むしろ日本人とは付き合いたくない種類かもしれない。すべて永住世帯だし、他の日本人に頼らなくても生きていける。

子ども同士は現地校で顔を合わせることもあるらしい。でも、プレイデートするほどの仲ではない。私はそのほうが助かる。

日本人の多い町に住んでいる人によると、何かあったときに頼れるから日本人とのお付き合いをしているのだそうだ。駐在も永住もそれなりに思惑があるのか、補習校で見ているだけで疲れる。日本人ばかり住んでいる通りもあるという。ゴミを出すのも、気を使いそうだ。

その点、うちから車で10分以内には日本人が1人もいない。近所のアメリカ人とはごく表面的な付き合いしかないけれど、困ったら助けてくれる。人種差別されたことはない。心の中ではどう思っているかわかったものではないが、静かに暮らせたら私はそれでいい。

<今日の英語>

Nothing special to report.
特に報告することはないよ。

何年かぶりに歯医者に行った夫が帰宅したときの一言。歯の保険もあるし、腕のよい歯医者も見つけているのに、夫はやたら先延ばししていた。ふだんから歯磨きは適当で、さすがに虫歯の1本や歯槽膿漏の兆しくらいあるだろうと思っていたのに、何のトラブルも起きていないのだ。父親から受け継いだ丈夫な歯は、まだ頑張っているらしい。私は口の中にメルセデスを買ったくらい、弱い歯の治療にお金と時間を費やしてきた。子どもたちの歯には、夫のほうの血筋が遺伝しているといいのだが。




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ご近所一家SMさん

2009.03.05 (木)


お向かいから2軒離れたSMさん一家は、奥さんがパートで働いていることを別にすれば、50年代のアメリカはこんな風じゃなかったかしらと思わせる。

ご主人は毎朝きちんと早く家を出て、30分ドライブして会社へ。5時前には帰宅して、庭仕事をする。ボーイスカウトのキャンプや遠足にも付き添う。他の家では業者を雇っている芝刈りやFall Cleanup(大量の落ち葉を片付ける)、ドライブウェイの補修、雪かきも、ぜんぶご主人がやっている。

ご主人は中間管理職。とにかく真面目で実直。人生のレールを確実に歩いてきたような人で、「決まりを守り、心身を鍛え、他人には親切に、がモットーです。」と言われても驚かない。外国人である私にも非常に丁寧に接してくれる。

奥さんは、近くのショッピングセンターでインテリア売り場の売り子パートをしている。女性は専業主婦か専門職のどちらかという近所の中では、例外中の例外である。奥さんも、ボーイスカウトの世話役をしているし、学校でのボランティアにも積極的に参加する。肥満が多いアメリカでは珍しく、鶏がらのようにガリガリ。そのために皺が目立つのだが、それでも気候のいいときはウォーキングに余念がない。

ご夫婦とも締まりやで、奥さんからは「これをこうして、こんなに節約できたのよ」という話をよく聞かされた。

     *     *     *

きっちりした信念で子どもを育ててきたとアピールしたいらしいのだが、どうも他のアメリカ人にはそれが鼻に付くらしく、SMさんがいないところではよく悪口を言われていた。肝心の子どもも、年齢の割りに非常に幼いところがあって、親が甘いんだか厳しいんだか、私にはよくわからなかった。

2人息子で、上はハイスクールのSophomore(高校4年間の3年目)で、楽器もやり、アドバンスコースも取り、ボーイスカウトも続け、学校の劇にも出て、大学進学目指して着々とレジュメができあがっている。いまだにしっかりと親が手綱を引いている。



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スポーツクラブ閉鎖-後日談

2009.03.05 (木)


子どもが通っていたテニスクラブに返金依頼のメールを出したが、何の返事もなく、400ドルが戻ってくるのかどうか不安になった。検索してみたら、ローカル新聞のサイトでいくつか記事を見つけた。

クラブは破産宣告をしていた。業者への支払いや税金滞納、家賃滞納など、債権者が大勢いるという。レッスン代を取り戻せる見込みはないらしい。

何千ドルという1年間のメンバーシップを買った人は、ネットで怒りをぶちまけていた。中には、クラブ閉鎖の3日前に支払った人もいて、詐欺罪で訴える!と息巻いていた。長年メンバーだった人にも一切の通知はなかったという。どうやったらお金を取り返せるか、今日もディスカッションが続いている。

郡の消費者センターへのリンクをたどって、クレーム用紙をダウンロードしたが、センターがお金を取り戻してくれるわけではなさそうだ。それでも、記入して送ることにした。

落ち着いて考えたら、私は2月初めにクレジットカードで支払いをしていた。支払期日は3月11日。つまり、まだお金は払っていなかったのだ。クレジットカードのサイトで、dispute のフォームに記入した。カスタマーサービスに電話したら、2日以内に400ドルがクレジットされると言う。決着が付くまでのテンポラリーな処置に過ぎないが、今すぐ払わなくていいのは助かる。

これからカード会社がテニスクラブと交渉してくれる。こういうときに限って、レシートを捨ててしまったが、クレジットカードの記録はあるし、レッスンの申込書もある(ブランクだけれど、金額や契約内容は同じ)。テニスクラブには、それこそ私がサインした書類が残っているはずだ。

誰が聞きつけたのか、今月半ばに1時間くらい北にある大きい町の裁判所で破産手続きが始まるという。被害をこうむった者は集まれ!と呼びかけていた。私は出かける気はないが、当分はローカル新聞を毎日チェックしなくてはと思う。

<今日の英語>

Do what she says.
お母さんがやれということをやれ。


私は子どもに日本語でしか話さないので、夫は私が子どもに何を言っているのかわからない(たいていは、宿題か片付けに関することだが)。子どもは、ゲームなどをしていて、もちろんすぐに動かない。私が何度もやいのやいのとせっつくのを聞いているだけで、日本語が理解できない夫はうんざりするのだろう。とにかく言われたことをやって、お母さんを黙らせろ!とでも言いたげに、よくこのセリフを口にする。




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名前を覚える

2009.03.06 (金)


アメリカ人は、なぜ人の名前を覚えるのが上手なのだろうか。

私の名前は、例えば「よしこ」みたいに日本ではありふれているが、英語圏の人にとっては聞きなれないはずだ。ご近所さんは私以外に日本人の知り合いはいないようだし、日本文化に興味があるふうでもない。

それなのに、スーパーですれ違えば、Hi, Yoshiko! How're you doing? と必ず名前を呼んでくれる。しかも、何週間も顔を合わせていないのに、実にすんなりと口から出てくるみたいなのだ。

私などは、スクールバスを待っているときに、ご近所のお母さんたちと毎朝会っていたのに、顔を見ただけでは名前が思い出せない。メアリーとかジェーンとか、ありふれた名前が多いけれど、他の人が名前を呼び合っているのを聞いて、「そうだ、これがメアリーで、あっちがジェーンだ」とやっと記憶がよみがえる始末。

子どもたちを見ていると、会話の中でやたら相手の名前を呼んでいる。小さいときからの訓練のたまものだろうか。

     *     *     *

日本だったら、(クリーニングの)おじさんとか、(パン屋の)おばさんとか、受付のお姉さんとか、職業や肩書きでよかったものを、こちらでは個人の名前で呼びかけなくてはならない(もちろん、1回限りの浅いやり取りなら呼ばなくてもいい)。日本は肩書きどころか、「すみませ~ん」だけでよかった気がする。結局、お馴染みの場所でも名前を知らないままだったりする。




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ヘア・サロンにて

2009.03.07 (土)


私は車で15分離れたモールにあるヘア・サロンに行く。車で5分のところに格安チェーン(シャンプーなし、ブローなし、カットだけで$17+チップ)があるのだが、2回ほどひどい目にあったので、$45のサロンに変えたのだ。20%のチップとして$9足して、$54払う。いつもジェニーに予約する。丁寧だし、技術も優れているし、毎回始める前にきちんと確認するし、無駄話をしないところがいい。

格安チェーンでは、今のボブみたいな髪型のまま、少し短く切って、少しだけレイヤーを入れてくださいと言ったのに、頭のてっぺんが2センチくらいでツンツンになったり、左右が揃わなかったり、ほんとに美容師のライセンスを持っているのだろうか?と思った。

しかも、背中に髪の毛のきれっぱしが大量に入り込む。首にタオルを当てないし、ケープをちゃんと留めないからだ。日本なら、1000円カットでももう少しまともにやってくれると思う。

今のサロンはモールにあるせいか、いろんなお客が来る。アメリカ人は、皆に聞こえるところでかなりプライベートな身の上話をする傾向がある。行きずりだから平気なのか、沈黙が恐いのか、ひっきりなしにしゃべる人がいる。私はジェニーとは簡単な挨拶だけなので、もっぱら他のお客の話に耳を傾ける。

今日は、ちょっとなれなれしい感じの青年が隣に来たなと思ったら、美容師にこんな話を始めた。美容師は適当に合いの手を入れながら、手を動かしていた。




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補習校の教師

2009.03.08 (日)


[日本人学校] ブログ村キーワード

うちの子が通っていた補習校では、日本の教員免許状がなくても教師として採用された。15年以上勤めているベテランもいれば、3月までは一保護者でスズキさんだった人が、4月からスズキ先生と呼ばれるなんてケースも何度かあった。

私は、何年も前に取ったきりの資格の有無よりも、子どもが好きで、創意工夫と意欲に満ち、教える技術があり、子どもと信頼関係を築き、親とコミュニケーションを図れるかのほうに興味がある。

だいたいこの私だって、25年以上前に教員免許を取ったのだ。教師になる気は全くなかったが、履歴書に資格を書くためだけに取った。だから、教員免許状なんか何の証明にもならないと思っている。

授業は土曜日だけなので、平日には現地校で教えている人もいる。あるいは、普通の会社で働く、翻訳や通訳をする、教職でない資格コースを取る、塾で教えるなど、「本職」はさまざまである。

もちろん、補習校で教える以外の仕事はしていない人もいる。

アメリカ人と離婚して、1人で食べていくために先生になった人もいる。基本的には、日本で普通に育った人なら採用してもらえるようだ。だから、英語ができなくて専門知識のない人でも、手っ取り早く収入を得られる。

課題や授業が明らかにマンネリで、毎年同じことを繰り返してるんだろうな~とわかる先生。無計画で、年度末に慌てて8ページものドリルを宿題範囲にする先生。授業中でもふだんの会話でも、やたら英語の単語を入れて話す先生。個人のプライバシーに関わることを皆の前で話す先生。懇談会に準備なしで臨み、くだらない話に終始する先生。えーと、あのー、をしょっちゅう挟んで聞きづらく、何を言いたいんだかさっぱりわからない先生。まともに目を合わせない先生。…




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<今日の英語> 2月掲載分

2009.03.08 (日)


[英会話] ブログ村キーワード

2/27/09
This will do.
これでいい/これで用が足りる/これで間に合う。

2/26/09
I'd be happy to eat curry again.
喜んでまたカレーを食べるよ。

2/25/09
It's right up there.
上位に付けています/トップの座を争っています。

2/24/09
Do you know where we are?
うちの場所はご存知ですか。

2/23/09
That makes sense.
言えてる(なるほど。理にかなっている)。

2/22/09
What are we having for dinner?
今日の晩ごはんは何?

I'll let you go now.
もう行っていいですよ/解放してあげますよ。

2/21/09
Thank you for having me.
お招きありがとうございます。

Are there any other questions I can help you with today?
今日は、他にご質問はおありですか。

2/20/09
Buy one, get one free!
1つ買えば、もう1つはタダでついてくる!



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よく読む日本のブログ

2009.03.09 (月)



私は特別にピンク色が好きなわけではない。このブログは、テンプレートから一番シンプルなのを選んだだけである。【追記:その後、現在のトマトとガーリックがまな板にのった台所風景になった。】

その後、記事の幅を狭め、背景の一部を白くすることができた。全体のトーンを寒色系にしようと試みたが、初心者の私には思うようにできなかったので、しばらくこのままで行くことにした。

それ以外にも、新着記事に New を付けるとか、<今日の英語>だけまとめたファイルを固定位置に貼りたいとか、いろいろ希望はあるのだが、今のところは、文章だけを書き連ねた殺風景なブログのままだ。

記事が長すぎるなあと思っても、詳細をきっちり書きたいので、なかなか短くできない。それもどうにかせねばと思っている。


        *


そういう私がよくチェックするお気に入りは、写真と動画がいっぱいの猫ブログ、センスのいいプロのイラストレーターの日記ブログ、4こまマンガ風の生活ブログ、へたうまなのに妙に迫力のある絵で描かれた主婦ブログなど。

すべて日本在住の日本人が作っているものだ。自分に絵心がないものだから、さらさらっと描かれたページに感心しきりである。

日本のTVを見ない私には、日本の芸能人の名前やドラマの内容など、ちんぷんかんぷん。だから、いろいろ想像して読む。ときどき、「アメリカじゃありえない」とか「さすが、日本だわ」とか「これじゃあ日本に帰ってもついていけないなあ」と、20年前に日本を離れた自分を振り返る。

それでも、どこの国でも(経済レベルがある程度同じであれば)、一般人の生活はまあ似たようなものだなと思う。毎日、ちょっとしたハプニングが起きたり起きなかったりして、慌しく1日が終わり、明日へと続く。その繰り返しなのだ。


<今日の英語>

I'm off./I'm leaving.
行ってきます。


アメリカでは日本のような「行ってきます」という定型挨拶はなく、単にBye. とかSee you later. で済ませる方が普通らしい。でも、私は家を出るときに、なんとはなしに夫にこう呼びかける。夫と私が仕度ができて、子どもたちがのろのろしていると、夫は We're leaving! 出かけるぞ!とガレージから叫ぶ。



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高校生の肥満

2009.03.10 (火)


[肥満] ブログ村キーワード

長男のことで、ハイスクールのガイダンス・カウンセラーに会う用事があった。約束の時間より早めに着いたところ、廊下の椅子で待つように言われた。

授業が終わり、生徒たちが次の教室へ移動していく。男女ともジーンズがほとんどだ。通り過ぎる生徒のうち、3人に1人は肥満に見えた。栄養が良すぎるのだ。中年のように、お腹周りやお尻に両手でタップリつかめそうな脂肪がボテッと乗っている。ピッチリした服を着ているせいか、よけいに目立つ。骨格の大きさや体格の良さとは別問題である。

そういう子は、おそらく小学校・中学校の頃から肥満傾向にあったと思われる。実際、小学生の肥満も増えていて、うちの子が小さいときも学校で何かの発表会があると、首が脂肪で盛り上がった肩にのめりこんでいたり、お腹がベルトの上にあふれ出ていたりする子がいた。

校内にソーダやクッキーの自動販売機を置かないとか、ランチメニューをローファットにするとか、体育の時間を1日置きに設けるとか、学校当局も工夫しているらしいが、どこまで効果があるのかわからない。

家に帰れば、枕のように大きい袋に入ったポテトチップや、2リットル入りのコーラがあり、どこに行くのも車なのだ。



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長男の友だち一家 ONさん

2009.03.11 (水)


長男が一番親しくしている友だちの一家はONさん。小学校1年生のときに同じクラスだったのだが、いまだに付き合いが続いている。車で15分離れているのに、1~2ヶ月に1回は呼んでくれる。

少しランクが下がるかなという地域に住んでいるが、宅地造成された一角にある一戸建て。ハロウィーンやクリスマスには庭や玄関をごたごた飾り、家の中もものが多く、センスがいいとは言えないけれど、まあ片付いている。ドライイブウェイが一部陥没して、大きいひび割れがあるのだが、もう何年もほったらかしなのはなぜだろう。

中国系のご主人は、私でも気が付くようなかすかなアクセントがある。両親はチャイナタウンに健在なのだが、40年以上アメリカに住みながら、いまだに中国語しか話せない。ご主人はアメリカ育ちで、中国語の会話はできるけれど、読み書きは習わなかった。子どもたちにも中国語は教えていない。

奥さんはネブラスカ州出身の白人女性。ご主人が軍隊にいたときに知り合ったという。奥さんは英語しか話せないので、ご主人の両親とは直接話ができないが、孫の顔を見せに、ときどきチャイナ・タウンに出かける。

会社員のご主人は何度か転職をして、あまり収入がよくないらしく(それでも去年は家族で1週間のカナダ・クルーズに出かけた)、奥さんは学校のカフェテリアで給仕をしたり、趣味のスクラップブック作りをコミュニティセンターで教えたりしている。町で主催するサッカークラブやシアター・ワークショップに子どもを参加させたり、教会に通ったりして、よき市民という感じである。

奥さんはリスプというのか、発音がはっきりしない。ときどき聞き取れないことがある。あちらは日本人アクセントの英語を聞かなくてはいけないのだから、お互い様なのだが。

*     *     *

上の子は、生まれたときから障害があり、片足の骨と筋肉がうまく育たない。毎年のようにボストンの専門病院で左右が同じ長さになるように手術を受ける。手術前は片方だけ短いので、足をひきずって歩く。




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給料が半額に

2009.03.12 (木)



夫の会社の保険取り扱い会社から、Long-Term Disability Insurance (長期の障害をカバーする所得補償保険)の認可が下りたという知らせが来た。Short-Term の期間が終わる3月15日から有効だという。

夫の給料は、ここ3ヶ月間会社を休んでいても毎月2回きちんと振り込まれていたが、100%もらえるのは今週で終わり。3月末からは50%しかもらえない。しかも、いつまで続くかわからない。それでも、レイオフならば給料 0% になるのだから、ありがたく思わなければいけない。

子どもたちは何か気が付いているだろうか。

一見、健康な夫が週2回、「お医者さん」に行くのは知っている。それが精神科医であること、精神安定剤を服用していること、仕事に戻りたくてもレイオフされそうなこと、これから貯金を崩して生活していかなくてはならないこと。

どこかできちんと話をしなくてはならない。

     *     *     *

夫はまだ年金をもらう年ではない。レイオフされたら、いわゆる severance package として給料何ヶ月分かの退職金はあるのか。「会社を辞めるときに一時払いの年金があります」と福利厚生のページに書いてあり、確か10万ドル以上だった。それは、レイオフも対象なのか、年齢制限はあるのか。もし景気が回復したら、再雇用の見込みはあるのか。今もらっている Disability Insurance が切れたら、失業保険金を申請するつもりなのか。

夫に聞きたいことはたくさんあるが、今月から給料が半額になるという話しかしていない。夫は仕事については一言も言わないし、私も聞かない。

せめてあと5年間、子どもたちが高校を卒業するまでは、今の会社にいてほしいなあと漠然と思っていた。また、たぶんそれまでは大丈夫だろうとタカをくくっていた。これでは話が違う!と言いたくなる。

まだ誰にもレイオフの話はしていない。

これだけの不景気だからわかってくれるかもしれないが、「これからどうするの? 食べていけるの? 子どもの大学は、自分たちの老後はどうするの?」と聞かれたくない。まだ私たち自身もどうしたらいいのかわからないのだ。

<今日の英語>

This is a recipe for disaster.
これが災いの元です/散々な結果になります。


スーパーに置いてある無料新聞の記事から。オバマ大統領が署名した景気刺激策で、州レベルでの責任の所在が曖昧なことから、お金がどこに行ったのか報告させないと大変なことになると言いたいらしい。レシピというと料理を思い浮かべるが、この言い回しはわりとよく聞く。サブプライム・ローンにクレジットカード、ねずみ講に巨額ボーナス、バブル・スープのできあがり~。



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猫にも日本語

2009.03.13 (金)


[猫のいる生活] ブログ村キーワード
うちの子どもたちは、兄弟同士では99%英語で話すようになってしまったが、二人とも猫に対しては日本語で話しかける。私は、子どもにも猫にも最初から日本語だけで話してきた。それを聞いていたからだろう。

4年前にアニマル・シェルターからもらってきた雑種の兄妹で、ノラだった母猫が出産間近で保護されたため、子猫たちは一度も野良生活をしたことがない。それなのに、とてもこわがりで、いまだに私以外の人間には気を許していない。

ある日、兄猫がちょっとトロイんじゃないか、自分の名前くらいわかっているのかね、と皆で好き勝手なことをしゃべっていた。ちょうどそのとき、兄猫・妹猫とも、デッキに通じるガラスドアの前に座って、外を見ていた。

兄はサーちゃん、妹はミーミという名前なのだが、やはり自分の名前はわかるようだ。子どもたちがぜんぜん違う名前で呼ぶと反応がない。他の言葉はわかるかなあと、「あそぼ~」「そと~」など試しているうちに、なんとなしに「ごはん?」と言ってみたら、二匹とも、くるっと私の方を向いた。

おおーっと歓声があがり、しばらくしてもう一度「ごはん?」と言ったら、即座に振り向いた。そのあとは、会話に「ごはん」という言葉が出るときは要注意となった。へたに「今日のごはんは~」などと人間の夕食の相談をしていると、猫にうるさく催促される羽目になるからである。

     *     *     *

わかっているかどうか知らないが、ドライフードを食べているときに「カリカリして」と言うと、いっしょうけんめいカリカリと音を立ててくれる。兄猫が吐きやすいので、よく噛んで食べてほしくて何度も呼びかけていたら、そうなった。

あと理解していそうなのは、「おいで」くらいである。こんなことなら、もっと小さいうちから、いろいろ教えておけばよかった。いまさらダメだと思うが、「ごはん?」の前に「おなか、すいた?」を必ず言ってみる。根気よくセットで教えたら、いつか覚えるかもしれない。

いずれにせよ、うちの猫に英語は通じないので、日本語ができない夫も ”Gohan!” と言ってみるが、発音が悪いのか、猫たちは知らん顔。もっとも、夫はめったに猫の世話をしないので、猫たちは無駄なエネルギーを使わないだけかもしれない。


<今日の英語>

They are all good.
全部直ってます。


NY州でペットボトルや缶入りの飲み物を買うと、デポジットとして5セントが課される。飲み終わったあとにボトルをお店に返すと、5セントが戻る仕組みである。先日、スーパーの入り口にある機械で、空のボトル20本を返そうとしたら、故障中だった。しかたないので、買い物を先に済ませた。レジを待っているとき、お店の人に「プラスティックボトルを返す機械が壊れていたので、誰かに直してもらってくれませんか」と頼んだら、店内の電話で係を呼んでくれた。私が買い物している間に直されていたらしく、お店の人が私に入ったセリフがこれだ。

こんな簡単な言い方でいいのか、とちょっと感動した。よく考えたら、わりとよく聞くフレーズである。これとあれとどっちがおいしいかしら?―They are all good.(どれもおいしいですよ) プレイデートの後のお迎えで、子どもたちはどうでしたかと聞いて―They are all good.(みんないいこですよ)



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ご近所一家LEさん その1

2009.03.14 (土)


角に住んでいるLEさん宅は、カスタムメードの凝ったデザインの家だ。スカイライト(天窓)がいくつかあり、普通の窓もフレンチドアという外に向かって真ん中から開くスタイルだし、玄関のドアも特注だという。

ご主人は、父親の起こした建築会社を引き継いでいる。母親が韓国人なので、100パーセント白人ではないのがわかる。朝鮮戦争のあとにアメリカに来たという母親は、白人至上主義である夫の家族に長い間無視されていた。戦争花嫁に対する偏見に耐え、アメリカに溶け込むために必死で英語を勉強して、子どもたちには韓国語は教えなかった、教えたくてもできなかった、と母親本人から聞いた。

夫の事業が軌道に載り、息子に代を譲った今は、メルセデスベンツに乗り、ここから10分くらい離れたアップスケールな住宅地に夫と住んでいる。なかなか母親思いのLE氏で、頻繁に行き来をしているらしい。韓国語を教えなくても、親孝行という儒教の教えは自然と息子に伝わったのだろうか。

母親は食べ物だけはアメリカ人になりきれなかったとみえて、どうやって材料を調達したのか不明だが、韓国料理を作っていたらしい。LE氏はいまだに母親のキムチを届けてもらっている。

     *     *     *

LE氏の奥さんは、アイリッシュ系。3人目を生んだ後に急激に体重が増えた。出産後初めて見かけたときは、彼女とはわからなかったくらいの肥満体になった。この町の放送局のような人で、子どもが小さいときには毎朝顔を合わせたものだが、翌年度の学校スケジュールなどを早々と見せびらかしていた。誰か学校関係のコネがあるのだろう。町のゴシップならLEさんに聞けというくらい、情報通である。常に会話の中心で、黙っていることができない。



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タグ : アメリカ人 ゴシップ

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ご近所一家LEさん その2

2009.03.15 (日)


前回からの続き)

LE家の子どもは3人。祖母の韓国人の血が四分の一入ったクウォーターである。そう思って見ると目元がちょっと違うな、というくらいで、パッと目には金髪の白人だ。

長女はすらりとした美人の高校生。奥さんの自慢の娘である。彼女が中学のときに、成績がすべてAだったのに、1つだけ友だちとの共同プロジェクトでBをもらってきたことがあった。LEさんは学校に乗り込んで、プロジェクトの相手が悪かったのであって、自分の娘はちゃんとやったと抗議して、とうとうAを勝ち取った。まさに、言ったもの勝ちの世界である。

最近、長女にボーイフレンドができて、学校への送り迎えをしてもらっている。ずっとカトリック系の女学校に行っていた奥さんは、「私なんてシスターが見張っていて、男の子と話もできなかったわ。」とブツブツ言っていたが、長女の交際は許しているようだ。

次女は、小さいときから体が小さく、持病があった。でも、手術をして治り、一時期はジムナスティックス(体操競技)をやっていた。これもお金がかかるのだが、奥さんにとっては、それだけの支払いができるのが自慢でもあった。コーチに才能があるとほめられてるのよ、とご満悦だったが、そのうち本人の興味が他に移って、やめてしまった。

次女は、長女と違ってあまり勉強ができない。LEさんもそれは認めている。でも、密かに子どもが通っている学校の教師を家庭教師に雇っていたことは近所の誰もが知っている。日本では考えられないことだが、アメリカではそう珍しいことでもないらしい。

長男もやはり年の割りにとても小さい。それでも、サッカーやリトルリーグなどやらせていたようだ。もう11歳くらいのはずだが、8歳くらいのとき、LE家の前でバスを待っている子どもたちがどんぐりを集めていたら、「それはうちの土地に落ちていたんだから、うちの所有物だ。」と言われて、面食らった。さすがに、LEさんの子どもだけのことはある。

     *     *     *

9/11のあとで、毛布や日用品の寄付集めがあったのだが、近所で音頭を取ったのが星条旗を高々と揚げた彼女だ。現場で救出作業やビルの除去作業をしている人たちは、着替えもシャワーもないのに、昼夜なく必死で働いているのだからと、警察に知り合いがいるとかで、現場の様子をまるで自分が見てきたかのように語っていた。

この不景気でご主人の建築業はどうなっているのだろう。cell towerという携帯電話の施設を設置する仕事を請け負って大忙しだった時期があり、奥さんは「主人は朝5時に家を出て、帰りは7時なのよ」と嘆いていた。



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夫の性格

2009.03.15 (日)


このブログを始めるまでは、HTMLもCSSも知らなかった。テンプレートがピンク基調だったので、ずっと別の色にしたいなと思っていた。先日、長いことかかってどうにかグリーンに変更できた。いっそのこと、別のテンプレートにしたほうが手っ取り早いのかもしれない。
【追記: この2日後、現在のテンプレート(まな板の上にガーリックとトマト)に変更】

色選びは楽しい反面、美的センスがない私は、なかなかこれという配色に出会えない。しかも、HTMLの仕組みがなんとなくわかったというレベルでは、ぜんぜん違うところの色が変わったり、画像がくずれたりして一筋縄ではいかない。

夫は、私がPC相手に格闘しているのを見て、「HTMLがわからなければ、教えるよ」と言った。私は自分でやりたいからと断った。本当は、夫に頼むと「そもそもコンピュータとは…」などとやたら話が長く、最後には教えるというよりは私そっちのけで、自分好みにやってしまうからである。

夫は大学では哲学専攻だった。特に数学ができたとか好きだったわけではないが、ちょうど大型コンピュータが大学に設置されはじめた頃だったため、本業そっちのけでコンピュータ・センターに入り浸っていたという。

卒業後、大学院でやはり哲学を勉強し、コンサルティング会社で働いたあと、大手通信会社に就職した。そこで、ソフトウェアのテクニカル・マニュアル作成などに携わった。それで、コンピュータについては素人よりは詳しいけれど、ハードもソフトも専門的に勉強したわけではない。

なまじ、中途半端な知識があるから面倒なのだ。

しかも、先祖がイギリス系とアイルランド系なので、いわゆる Irish temper の持ち主で、気が短い。ささいなことで怒る。ののしり言葉が、きつい口調で出てくる。

結婚当時は私もビックリしてよく泣いたが、子どもを生み育て、その後いろいろあって、結婚20年経った今は、夫が怒ろうと怒鳴ろうと平然としている。もっとも、夫も年を取ったせいか、だいぶ丸くなってきたとは思う。


*     *     *


そういう性格なので、会社でもよく敵を作った。夫は大会社に勤めたので、組織がややこしい。Office politicsというのがあって、うまく立ち回らないといけない。それなのに、人付き合いのへたな夫は、かなり損をした。私から見ても、仕事は熱心だし、わかる人はわかってくれて、わざわざ夫の上司に「有能な彼のおかげで助かった。」と報告してくれる人もいた。

今回のレイオフ話の前に、夫は社内で他の部署に移ろうと考えて、いくつか当たってみた。一つほぼ異動が決まりかけたのだが、その部署のトップは夫が前にぶつかった人であることがわかった。先方で話し合いがあったらしく、「採用はなかったことにしてくれ。」と夫を面接した人が通知してきた。



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タグ : アメリカ人 国際結婚

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オフィス明け渡しの通告

2009.03.16 (月)


[アメリカ生活] ブログ村キーワード
夫の Long-Term Disability 期間が始まった一昨日、夫が会社のメールアドレスにアクセスしようとしたら、拒否された。まだ解雇されていないし、アクセスできなくなるとは知らされていなかった夫は、呆然としていたが、すぐにプライベートなメールアドレスから上司に問い合わせた。

週明けの今朝、上司から電話が入った。

「なぜアクセスできないのかわからないのよ。私も不便で困るし。HR(人事)に聞いてみるわ。私の机には、あなたに関するものすごい量のペーパーワークが届いてるんだけど、あなたのステータスは technically separated from the company ですって。」

つまり、事実上、会社組織から分離されたのだ。

上司は、目の前の書類を読み上げる。

「オフィスを明け渡すこと。IDバッジを返すこと。まずその2つをやってください。いつ来てくれるかしら。」

夫は、明日の午後に行くと約束した。オフィスを片付けるから、秘書に大きい箱を用意させてくれとも頼んだ。アメリカではよくあることだが、夫は個室を与えられていた。規定では、72時間以内に明け渡さなくてはいけないという。15年間で蓄積した書類や備品すべてを。

「来たらわかると思うけど、空っぽのオフィスがずいぶん増えてるはずよ。それから、会社支給のラップトップも返してもらわないと。」


*     *     *


夫は、50%とはいえこれからも給料をもらうし、解雇通知を受け取ったのではないので、まさかメールにアクセスできないばかりでなく、PCも渡さなくてはいけないとは予期していなかった。今から、できるだけのデータを取り出すそうだ。

「あとは、いろいろフォームに書かなくちゃいけないんだけど、あなたのオフィスはセキュリティを通らないと入れないところね? ドアに鍵は? Ethernetはある? ほんっとにバカらしいわね、このフォーム。」

上司はウィスコンシンにいるため、夫のオフィスは知らない。もしかしたら直接会ったことすらないかもしれない。

彼女自身、今の部署でストレスをかかえ、セラピーに通い、抗うつ剤を飲んでいる。そのうち、夫の処遇だけでなく、自分の話をし始めた。精神科医に「あなたは全然よくなっていない。このまま会社にいたらだめだ。辞めたほうがいい」と言われたそうで、「それができるなら、とっくに辞めてるわよ。でも私は母の生活も支えてるし、夫ともめているし、障害児がいて保険がいるし、辞められない。医者はぜんぜんわかってくれないのよ。」

ペーパーワークが苦手な夫のために、私も密かに通話を聞いていたのだが、上司が部下にここまで踏み込んだ話をするのに驚いた。彼女は、「聞いてくれてありがとう。あなたの件は、またあとで連絡するわ。」と言って、電話を切った。


<今日の英語>

It's just between you and me.
ここだけの話よ。

プライベートな話を始める前に、夫の上司が夫に「口外しないように」とくぎを刺した。夫がパニックアタックを起こしたほどの仕事環境である。彼女も相当ストレスがたまっているらしい。夫を信用しているのかどうか知らないが、誰かわかってくれそうな人に話したかったのだろう。



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テーマ : アメリカ生活 - ジャンル : 海外情報

タグ : レイオフ

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補習校卒業

2009.03.17 (火)


一昨日は補習校の卒業式だった。上の子は中2まで通ったが、下の子は6年生で辞めることになった。

6年生の2学期頃から、「ぼく、行かなくちゃだめ?」と言い始めた。宿題はそれなりにやらせたが、すでに漢字は小2程度の能力しかなく、教科書にフリがなを付け、私が付き添わないとこなせなかった。朝もグズグズして、仕度をしない。

それまでも進んで登校することは稀だったが、幼児部から続けてきたので、土曜日は1時間近く車に乗って補習校へ行くという図式ができあがっていた。そのために、スリープオーバーに誘われても泊まらず、夜9時ごろ私が迎えに行った。そんなもんだと思っていたのか、子どもたちはすんなりと受け入れていた。

ところが、兄が辞めてから少しずつ抵抗し始めた。自分は現地校から解放される金曜日に宿題をやって、土曜日も早起きして、午後まで戻れないのに、兄は寝坊していいし、好きなだけゲームがやれる。しかも、補習校の勉強はおもしろくない。

確かに、私が見ても、教科書はつまらない。それに輪をかけて、つまらない授業をする先生が多い。補習校に仲良しがいたけれど、もうそれだけでは続ける動機にならなかった。

下の子は要領がよかったために、3年生くらいまでは一夜漬けで漢字テストで100点を取った。だから、毎日少しずつ日本語の勉強をするという習慣がつかなかった。高学年になって、ずるずると落ちこぼれていった。国語の宿題などは、私が書いてあげた漢字を丸写しするだけのページもあった。

もっとも、上の子もコツコツやるタイプではなかったし、私自身、そこまでの根気はなかった。でも、宿題をやらないで登校するだけでいいとは思わせたくなかった。

そのために、補習校の翌日、つまり日曜日から何度となく補習校の宿題を催促し、それでも金曜日は追い込みで毎週のように修羅場になった。夫は、私が怒鳴るのや子どもが泣くのにうんざりして、自分の部屋に閉じこもった。


*     *     *


それが、もうなくなるのだ。顔を見れば、「補習校の宿題は?」と言い続けてきたのに、今週からそれがない。家の中が穏やかになり、親子関係もよくなろうというものである。

ちょうど今は春休みなので、宿題はないのだが、4月になっても補習校には戻らない。ここまで続けたなら、中学・高校まで行けばいいのかもしれないが、辞め時だと思う。もともと、平日には日本人と全く会わない。将来、日本に住む計画もない。そういう環境なのだ。

補習校の先生や知り合いのお母さんたちには、「とにかく続けるだけでいいんですよ。」「授業がわからなくても、学校に来るだけでいいじゃない。」とも言われたが、子ども自身よりも私の方が精神的に疲れてしまった。宿題をやらせたり、それ以外の課題やイベントの準備をしたりするのがいやになっただけでなく、保護者同士の人間関係からも離れたくなった。

バイリンガル教育に失敗したという気はしないが、中途半端になってしまったかなと思う。すでに4年生頃から、このままでは授業に付いていけないことはわかっていたから、今さらどうしようもないのだが。

子どもたちは、これからも私とは日本語で話すと思う。英語ではお互いに照れてしまうのだ(それに、私の英語が彼らに言わせると「ちょっとだけ、へん。」だから)。

たとえば、大学で日本に興味を持つかもしれない。そうしたら、私がやれというからでなく、自分が本当にやりたいと思ったときに、もう一度日本語を勉強すればいいと思う。そのときは、私ももう一度教えるつもりでいる。


<今日の英語>

This is working out for the best.
結局、すべてうまく行ってるのよ。


リストラが始まる直前にパニック障害で療養生活に入った夫に、上司が言った言葉。そこまで追い詰められたことは残念だけど、考えようによっては、そのために会社は少なくとも療養期間中はあなたを解雇できないんだから。



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明け渡し延期

2009.03.17 (火)


夫は、午後からオフィスの片付けに行く予定だったが、秘書(夫個人のでなく、夫の所属するグループ全体で雇っている数人のうちの1人)が3時半までに終わらせてほしいと言ったため、午前中から取りかかることにした。「朝9時に起こしてくれ。」と頼まれて、そうしたのだが、ずっと昼夜逆転の生活をしている夫は、なかなか起きられない。

会社に返すラップトップからのダウンロードもまだ途中だという。11時ごろ、秘書から電話がかかってきた。

「今日、何時に来ますか。書類を捨てるローリング・カートが見つからないんですけど。私が適当に捨てていいかしら。

夫は、外部に出せない重要書類があること、それらはシュレッダーにかけなければいけないこと、オフィスには大きいキャビネが4つあることなどを説明した。

「そんなにたくさん? それは困るわ。誰かに頼んでやってもらいましょうか。」

夫が、自分で片付けたい、書類の機密性について疑うなら上司か同僚に聞いてくれ、と言ったところ、オフィス明け渡しは木曜日まで延期しましょうと持ちかけられたそうだ。


*     *     *


72時間ルールはどうなったのだろう。人事はどこまで把握しているのか。だいたい、秘書が書類廃棄用の箱くらい用意できなくていいのか。レイオフになったならともかく、まだ雇用中の身なのにオフィスを明け渡すことすら直前まで知らせないとは。これがアメリカのやり方なのだろうか?

会社には車で行くしかないのだが、踏み切りの遮断機みたいなバーが入り口にあって、そこでIDカードをかざさないと、バーが上がらない、つまり駐車場に入れない。ビルディングの入り口でも、IDカードがないとドアが開かない。

夫は、いつ自分のIDが無効にされるかわからないから、今日のうちに大事なものだけ持ち帰ろうか、それができたら、あとは好きにしてくれと会社に言おうかと迷っていたが、結局ずっと家にいた。子どもたちの写真を入れた写真立てがまだオフィスにあるという。

私は久しぶりに夫の好きなパンプキン・パイを焼いた。


<今日の英語>

You've got to be kidding.
冗談だろ。


9時に起こされたときの、夫の返事。おそらく、3時間前に寝入ったばかりなのだろう。いつもは好きなだけ寝かせているが、今日だけはそういうわけにいかないのだ。冗談で済ませられたら、どんなにいいか。



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レシピ: フレンチフライ

2009.03.18 (水)


 === 簡単レシピ その1 ===
オーブンで作るフレンチフライ

  1. オーブンを450゜F (230℃) にセットする。
  2. ジャガイモを皮付きのまま洗って、拍子木に切り、水にさらし、ペーパータオルの間に挟んでざっと水分を取る。
  3. 天板の上にアルミホイルを敷き、オリーブオイルをたらし、ジャガイモを重ならないように並べる。
  4. 塩・こしょうをして、Pam (スプレー式オイル)をシューッとかける。
  5. 予熱中でもいいので、すぐオーブンに入れて、20分焼く。

◆焼き時間はオーブンによって違うので、初めて作るときは15分で確認する。

オーブンに入れたら、あとはほっておく。ひっくり返す必要もない。これを始めてから、油で揚げたことはない。

Pamがなければ、オイルをハケでさっと一塗りしてもよい。実は、そのほうがおいしい。

ジャガイモの皮はむいてもいいけれど、そのままなら一手間省けるし、生ゴミも減る。皮付きのほうが栄養もあるらしい。アルミホイルを敷けば、天板は洗わずに済む。まだ低い温度のうちに入れれば、こげないで火が通るし、時間も電気代も節約できる。

*     *     *


日本ではフライドポテトだが、アメリカでは french fries と呼ぶ。

日本に帰って、ファーストフードのお店に入ったとき、ついフレンチフライと言ってしまって、怪訝な顔をされたことがある。こういう「生活に直結した言葉」は、なかなか切り替えができないものだ

私は食いしん坊だが、好き嫌いが多い。おいしいものを食べたいが、作りたくない。でも、夫は料理ができないし、料理人を雇うお金はないしで、しかたなく私が台所を引き受けている。

うちのキッチンはガスではなく、電気。田舎なので、ガスの配管が来ていない。ガスにしたい人はプロパン・タンクをキッチンのすぐ外に設置している。

子どもたちが小さいときは、ちょっと味が違ったり、きらいなもののかけらが入っていたりすると、もう食べなかった。ティーンになった最近はお腹がすくのか、出せばまあ食べる。どうしてもいやなときは、勝手にシリアルを食べている。

給食で苦労した私は、無理強いするのもされるのもきらいだ。それに、子どもとの関係においては、偏食矯正よりもっと大事なことがあるのではないか。

とりあえず食卓に出してみて、一口でも食べたら上出来だと思っている。

こんな状況で私が作るものは、ごく単純。いわゆる「男の料理」なのかもしれない。しかも、しょっちゅう同じメニューが出てくる。むしろ、それだからこそ、繰り返し食べても飽きない程度の出来で、しかもシンプルな作り方になったのだと思う。


<今日の英語>

He is such a picky eater.
あの子はほんとに好き嫌いが激しいね。


偏食でしかも少食だった上の子に対して、よく言われたことば。素うどんとゆでただけのスパゲッティしか食べないときもあった。昔に比べたら今はずいぶん食べるようになったが、偏食の片鱗はうかがえる。私の苦労を知らずに picky eater なんて批判する人には、「アンタに関係ないでしょ!治す方法を知ってるとでも言うの?」とつっかかりたくなったものだ。



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スポーツクラブ再開?

2009.03.19 (木)


1ヶ月前に破産宣告をしたはずのスポーツクラブからメールが来た。元のオーナーが今のオーナーのあとを引き取って再開するという。しかも、今日から。引き続き同じクラスを取りたい人は、大至急メールしてくれとあった。

私はすでにクレジットカード会社から$400の temporary credit を受け取っている。最終的にクラブが返金を了承すれば、テンポラリーでなくファイナルになるのだが、もし再開が本当だとすれば、お金は戻ってこないかもしれない。だったら、レッスンを受けたほうが得策だ。

息子はテニスをやりたいと言う。$400節約できたと思ったが、唯一続けていたスポーツがテニスだし、このセッションだけはやらせようか。

とりあえず、「うちは前と同じクラスに入れてください。」と返信しておいた。本当に今日のレッスンがあるのか連絡してほしいと書いたが、まだ返事はない。


*     *     *


クラブからのメールに、謝罪の言葉はひとこともなかった。メールをくれたのは、オーナーでなく、テニスのレッスンをクラス分けするバーナデットという事務の女性なのだが、それにしても、メンバーにメールや電話一本なく、行ってみたら入り口に貼り紙と鎖がついていたのである。

ローカル新聞でもあれだけたたかれていたのに、「このメールを前に出したんですけど、届いてなかったかしら。」という書き出しで、Thanks for all your patience.で締めくくってあった。つまり「もうしばらくお待ちください。よろしくね。」ということだ。

アメリカのカスタマーサービスでは、ソーリーどころか、こちらがサンキューと言って、ノープロブレム!などほがらかに返されたりすることがよくある。

アメリカに長く暮らして慣れてきた私も、今回のスポーツクラブ閉鎖の件は、状況が違うと思った。大切なクライアントであるはずのメンバーはもちろん、業者やメンテナンスの係にもだーれにも通知しなかったのだ。もう一度みんなにクラブを利用してもらいたいなら、せめて誠意を見せるべきではないのか。

実際、他のクラブに入会した人もいるはずだし、近辺のクラブでは破産したクラブのメンバーシップをそのまま受け入れたところもある。再開して、またすぐ閉鎖にならないとも限らない。

しかも、バーナデットは、「クラブのメールアドレスがいつまで使えるかわからないんだけど、電話は話し中が多いと思うから、メールで連絡ください。」と書いていた。これでどうやってクラブを立て直すつもりなのだろうか。


<今日の英語>

There seemed to be a problem.
どうも問題があったようです。

バーナデットのメールに書いてあった一文。おそらく、再開の前日でなく、もう少し前にみんなにメールを出したのに、返事が来なかったのだろう。送信トラブルがあったと思われる。彼女のせいではないとはいえ、ここでも「ごめんなさい」はなかった。



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なれそめ

2009.03.19 (木)


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私が夫に出会ったのは、東京の外資系会社に途中入社したその当日である。彼は、アメリカ本社から2週間の出張で、たまたま日本に来ていた。まだインターネットもない、ワープロと原始的なメールだけの時代だった。

彼は独り言を言いながら、PCに向かっていた。外資系とはいえ、20人程度の小さいオフィスだったし、私は「外人」には慣れていなかった。彼はアメリカ人にしては背が低く、ごく普通の容貌で、一癖ありそうな感じだったが、ピンと来るものがあった。

その後、NJの本社に戻った彼と仕事でやり取りすることがあり、彼も何度か東京へ出張に来た。一度も海外旅行をしたことがなかった私は、2週間の休暇を取り、できたてのパスポートを持ってアメリカに遊びに行った。1年ほどして今度は3週間の休みをもらって、再び彼に会いに行った。

それは、ちょうど東京支社長(離婚暦のあるアメリカ人)が秘書(日本人)と結婚したときで、NJでも披露宴をすることになっていた。私は自分のことを棚にあげて、社長とくっついた秘書が薄汚く思えて、毛嫌いしていた。「あの人の結婚式なんか絶対に行かない。」という私に、当時の彼は怒った。支社長が自分のキャリアを手助けしてくれるかもしれないのに、どうしてきみは協力しないんだ?

気まずい雰囲気のまま、ユタ州にいる彼の義理の妹ウェンディに会いに行った。彼がソルトレークシティに出張があり、私を親戚に合わせてみようという魂胆だったのだ。

そのときは、まだ深い関係になっていなかった私たちは、別々の寝室で寝た。ウェンディは、おどおどした私にとてもよくしてくれた。彼女から、彼女の母(夫の継母)へ報告が入り、またたくまに夫の父、夫の弟へと「ジャパニーズ・ガール」の話が伝わった。

NJへ戻って、東京へ帰る最後の夜になった。結婚式に出る、出ないということだけでなく、私が身体を許さないことで彼はいらだっていた。怒声と涙のあとで、私は出席することを承知し、初めて同じベッドで寝た。ハッピーとは程遠かった。


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スポーツクラブ再開の顛末

2009.03.20 (金)


テニスレッスンの1時間前になっても、クラブから連絡がなかったので、ダメもとで電話してみたら、バーナデットが出た。

「まだ誰にも返信してないんです。スケジュール調整でてんてこまいで。」

ローカル新聞で読んだんですけど、閉鎖前に払ったメンバーシップやレッスン代は無効で、再開後も続けたい人は新しいオーナーに改めて会費を払わなくてはならないというのは本当ですか。

「前の会費は新しいオーナーには入ってこないし、レッスンをすればテニスプロに給与をあげなくちゃいけないし、そういうことになります。前のオーナーに払ったお金については、どこに訴えたらいいかの資料をさしあげますよ。」

そういうことなら、うちは二重に支払う余裕はないから、辞めます。今までありがとう。バーイ。ガチャン。

電話を切ったあとで気がついた。うちの子以外に、戻りたいとメールした人はいたのか。バーナデットは何も言わなかった。電話しないで子どもを連れて行ったら、どうなっていたか。いつものコーチと友だちに会ったら、そのまま帰ることができたか。

下の子には、「もう一度レッスン代を払えと言われたから、断ったわよ。」と説明した。それほど残念そうでもなかった。ゲームをやっていたから、私の話をちゃんと聞いていなかったのかもしれない。

もう少し暖かくなったら、ハイスクールのテニスコートに連れて行こう。外にあるから雨だと使えないけれど、タダだし、うちから5分だし、4面もある。しかも、ハイスクールの生徒が練習する平日午後以外は、がら空きなのだ。問題は、コーチが私ということだけ。


<今日の英語>

I can't afford it.
そんなお金はありません。


11回のうち1回しかレッスンを受けられず、残りの10回分$400はドブに捨てたようなものなのに、クラブに戻りたいなら改めて$440払えって? 



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もう夫のオフィスはない

2009.03.20 (金)


[アメリカ生活] ブログ村キーワード
夫は自分のアコードでなく、私のミニバンで会社に行った。どれくらい持ち帰るものがあるか、わからないから。

オフィスで片づけ中の夫から電話があり、社内でもメールにアクセスできないと言う。夫の会社用メールアドレスが使えなくなってから、私がテストメールを出したのだが、「送信できませんでした」のエラー・メッセージすら返って来なかった。解雇ではないので、アドレスそのものは残っているからだろう。夫がアクセスできないというだけで、届くメールはそのまま受信箱に入るようだ。

夕方、筋肉痛でヨレヨレになった夫が帰宅した。オフィスの鍵とIDカードは秘書に渡したと言う。これでもう会社に夫のオフィスは存在しない。結婚以来、初めてのことだ。

来週の火曜日にもう一度会社に行って、人事と話をしなくてはならないのだが、これからはセキュリティを呼ばないと入れないし、エスコートがいないと動けない。完全に部外者扱いである。

夫はそれほど落ち込んでいないように見える。上司と電話で話してから、自分の中である程度整理がついたのだろうか。

唯一のグッドニュースは、未消化だった有給休暇20日分が小切手で支払われたことだ。

それから、上司が、「再雇用の場合は、この人物を最優先候補者として強く推薦する」というカテゴリーに夫を入れてくれたこと。まずポジションがあるかどうかわからないので、何の保障にもならないけれど、少しは希望が持てるかもしれない。

夫は作らなくてもいい敵を作ってしまうのだが、その反面、数少ない気の合う上司や同僚には非常に高く評価されるようだ。アメリカでの就職には、コネやネットワークが大きくものをいう。夫みたいな性格は損だなと思う。


<今日の英語>

This ticks me off.
頭に来るわ。


夫の上司は、自分の部署がレイオフ続きで、しかもプライベートな問題もあって、とても追い詰められている。自分はレイオフされていないとはいえ、会社のやり方にひどく怒っているようだ。夫の待遇に関するペーパーワークをまとめているときに、彼女が口にしたセリフ。I’m ticked off. とも言う。



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タグ : アメリカ レイオフ

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私の両親の猛反対

2009.03.21 (土)


[国際結婚] ブログ村キーワード
彼と結婚することが決まって、実家に電話した。

もしもし? あ、私。あの、私、アメリカ人と結婚して、アメリカに行くから。

「ああ、そうかい。」

じゃあ、忙しいから、と言ってすぐ電話を切った。いやにあっさりしているなあ、と思ったら、折り返し電話がかかって来た。

「なにをたわけたことを言っとるんだ!? 相手はどこのどいつだ? 38歳? 今まで独り身だったのか。おまえはだまされとるだ!そんな年まで結婚していないなんて、何か隠しとるに決まっとる!」

まともな勤め人で、知り合って3年になると説明しても、納得してくれない。実家は保守反動の牙城のような田舎にあり、外国人はめったに見ないし、ガイジンでなくて異人(いじん)さんと呼ぶくらい後進的だった。赤い靴、履いてた女の子を連れて行っちゃったという、異人さんである。


*     *     *


私は少しは名の知れた大学を出たのだが、外資系にあこがれて、受かるかどうかも考えず、外資系だけを狙って、就職に失敗した。大学の先生のお情けで、弁護士3人、事務員1人の極小法律事務所に雇ってもらった。1年経って、彼と出会った外資系に中途採用されたのだ。今と違って、20年前は転職に対する偏見は強かった。

私の両親は、私が全く出会いのない法律事務所から脱出して喜んだものの、まさかアメリカ人といっしょになるとは予想だにしていなかった。就職活動のつたなさからして、私がいかに世間知らずかよくわかっていたのだろう。

「猫の仔をあげるのとはわけが違う! 痛い目に会うのはお前だ! K子(いっしょに暮らしていた私の姉)は知っていたのか。どうして黙っとっただ!?」

母は母で、

「おとっさんが猛っとるに。あたしたちは夜も眠れん。あんた、バカなこと言っとらんで、一回うちに帰って来んと。もう会社を辞めて、見合いでもするだ。」

これでは埒が明かない。そこで、彼に詳しい履歴を書いてもらい、私が日本語に翻訳することにした。

彼の家系は南部のごく中流階級だったが、彼は祖父母がどこで生まれて、どういう人生を送ったかから始めて、7ページくらいの大作をメールしてきた。じっくり訳す時間もなく、翻訳のトレーニングを受けていなかった私には難しかったが、彼の生い立ちがよくわかったのは儲けもので、また楽しかった。

そこに書いてあることは、真実だと思った。彼を疑う気持ちはこれっぽちもなかった。大学の課題に取り組んでいるような気分で、これを読めば両親もわかってくれるだろうと思った。

日本語訳が完成した次の日、郵便で実家に送った。

次回に続く)


<今日の英語>

It happens all the time.
よくあることです(だから、気にしないで)。

久しぶりに町の図書館にDVDを借りに行った。財布から図書館のカードを出したつもりが、健康保険のカードを渡してしまった。Wrong card (違うカードですよ)と言われて、「すみません。そっくりなので、うっかりして…。」と赤くなってしどろもどろする私に、司書がかけてくれた言葉。

アメリカ人は謝らないが、人の間違いをこうやってさりげなくフォローし、相手の気持ちを軽くするのはうまいと思う。



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